徳島駅は、徳島県徳島市寺島本町西一丁目にある四国旅客鉄道(JR四国)の駅です。駅番号は、高徳線がT00、牟岐線がM00です。駅表示パネルのコメントは阿波踊りの駅。高徳線、徳島線、牟岐線、鳴門線の各列車が発着しています。
2007年度の1日の乗客数は8,438人であった。これはJR四国では高松駅に次いで2番目に多い乗降客です。
駅周辺は県下最大の繁華街となっており商業施設が多く、駅前広場に隣接してそごう徳島店といったショッピングビルや各種商業施設が建ち並んでいる。
商業が集積し拠点性をもつことから、徳島県民が「駅前」と言えば当駅前のことを指すことが多い
地上駅。ホテル、駅ビルの同居するJR四国一の規模を誇る駅舎です。敷地南側に建つ駅舎に接する単式ホーム1面1線、跨線橋を渡ったプラットホーム1面2線に加えて単式ホーム高松方の切欠き部に1番のりばがあり、合わせて2面4線を持つ構造となっている。
のりばは切欠ホームから順番に1番、2番、3番、4番のりばとなる。改札口は単式ホーム2番のりばの正面に1つあるのみである。4番のりばの北側には約2.7ヘクタールの車両基地が広がり、徳島運転所も併設されている。
オープンカウンター式のみどりの窓口が設置。自動券売機は4台(タッチパネル式・オレンジカード利用可)設置。 かつては5番のりばまで存在し、現在の4番のりばが5番のりば、同じく、3番のりばが4番のりば、2番のりばが3番のりばで、現在のクレメント駐車場に1番のりばと2番のりばがあり、この箇所が頭端式ホームであった。階段にはかつて5番のりばがあったことを示す痕跡が残っている。
しかし、2008年にJR四国は徳島都市圏輸送改善の一環として再度ホームを増設すると発表しました。駅舎はショッピング施設のクレメントプラザおよびホテルクレメント徳島が併設された駅ビルで、規模は地上18階地下1階建てと駅ビルとしては四国最大である。近隣には駅ビル直結の立体駐車場もあり地下1階にはJR四国直営のパン店「ウィリーウィンキー」徳島店がある。
出口はバスターミナルのある南側にしかなく、繁華街もそちらに集中している。なお、北側へ行くには迂回して跨線橋を経由することになる。当駅周辺では連続立体交差事業が計画されている。
のりば
イベント車両の展示は主に1番線で行われることが多い。
高松・阿波池田方向に行き止まりとなる1番線から牟岐線方面・鳴門線方面(発車は可能だが現在は設定がない)の列車がない以外はどのホームからも各方面に列車が発車する。
徳島駅プラットホーム
ホーム 路線 備考
1主に■徳島線普通
2主に■高徳線・■徳島線特急 高徳線特急は全列車このホーム
3・4主に■牟岐線特急、■高徳線・■鳴門線・■牟岐線普通
駅弁の販売はアンパンマン弁当、阿波結び、阿波地鶏弁当、徳島牛弁当、御弁当(紀乃國屋)、寿司(紀乃國屋)。
1899年(明治32年)2月16日 - 徳島鉄道の駅として開業する。
1907年(明治40年)9月1日 - 徳島鉄道が国有化される。
1913年(大正2年)4月20日 - 阿波国共同汽船により、当駅 - 小松島間が開業。同時に官設鉄道が借上げ、小松島軽便線として営業を行う。
1917年(大正6年)9月1日 - 小松島軽便線が国有化される。
1935年(昭和10年)3月20日 - 高徳線が全通し、当駅に乗り入れを開始する。
1945年(昭和20年)7月4日 - 未明の徳島大空襲により駅舎を焼失する。
1946年(昭和21年)2月 - 2代目駅舎が完成する。
1951年(昭和26年)4月 - 3代目駅舎が完成する。
1963年(昭和38年)2月1日 - 佐古 - 当駅間が徳島本線と高徳本線の単線並列区間となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
1992年(平成4年)9月15日 - 4代目となる現駅舎が完成する。
1993年(平成5年)5月 - 駅ビルが全面開業する。
電報略号 トク
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 8,153人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1899年(明治32年)2月16日
乗入路線 4 路線
所属路線 ■高徳線(■徳島線・■鳴門線直通含む)
駅番号 ○T00
所属路線 ■牟岐線
駅番号 ○M00
備考 みどりの窓口 有