箸蔵駅(はしくらえき)は、徳島県三好市池田町州津にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。駅番号はD20。阿波池田駅方面への列車は当駅を出ると百八十度まがって佃駅へ向かうことになり、吉野川を渡る箸蔵~佃間の車窓は相当見ごたえがある。国道32号線をアンダーパスしたところに駅がある。
箸蔵寺の最寄り駅で、当駅近く(徒歩駅5分)にロープウェー乗り場がある。 また駅前を走る国道32号線には四国交通のバス停があり、阿波池田駅行きのバスが走っている。
相対式ホーム2面2線の交換可能な地上駅である。駅舎側1番線が上下副本線、2番線が上下本線(制限速度100km/h)であり、特急列車同士の行き違いも行われている。通過列車は2番線を通るが、停車列車は乗客が跨線橋を渡らずに済むよう、1番線を優先的に使用する。駅舎反対側のホームには大きな待合所があります。
一線スルー化されるまでは、相対式ホーム1面、島式ホーム1面2線の計2面3線であった。現在は無人駅となっているが、立派な駅舎は現存している。駅舎は木造駅舎です。改修を施された二層の屋根の上の瓦屋根、窓上の庇、入口の装飾など凝っています。
待合室は広く長椅子が設置されています。駅舎前には吉野川に架かる橋を模した立派な池があります。
のりば
ホーム 路線 方向 行先
1・2 ■土讃線 上り 琴平・多度津・高松方面
下り 佃・阿波池田・大歩危方面
2010年度にバリアフリー対応工事が行われて一部嵩上げされたが、嵩上げ分は21m1両分のみの長さとなっている。
1929年(昭和4年)4月28日 - 開業。
1970年(昭和45年)10月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR四国が継承。
電報略号 ハシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1929年(昭和4年)4月28日
備考 無人駅