諸寄駅(もろよせえき)は昭和6年に仮乗降場として開業しました。昭和13年から駅となっています。
兵庫県美方郡新温泉町諸寄字岡、小さな漁港を中心とした集落を見下ろす高台に駅は位置しています。西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。山陰海岸ジオパーク百選に登録されている千賊断崖が近くにあります。駅前は公園になっています。
鳥取方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。棒線駅のため、ホームは鳥取方面と浜坂方面の共用である。ホームには改札口付近に上屋が設置されています。
小ぶりな木造駅舎がありますが豊岡駅管理の無人駅であり、自動券売機ありません。本来は事務室部分が右にあったが撤去されたようです。
改札口の扉はサッシ化されていますが、木製のラッチが残っています。待合室にはFRP製の椅子が設置され、時刻表と運賃表が壁に掲げられています。
発着する定期列車の殆どは米子支社鳥取鉄道部側の列車で占められているが、当駅の設備は福知山支社の管理に置かれている。
駅前にはの木造の自転車置場があります。
1931年(昭和6年)7月18日 - 国有鉄道山陰本線の浜坂駅 - 居組駅間に諸寄仮停車場として開業。季節営業の臨時駅で、旅客営業のみを行っていた。
1938年(昭和13年)6月1日 - 通年営業の駅に格上げ、諸寄駅開業。
1947年(昭和22年)2月11日 - 貨物取扱を開始。
1971年(昭和46年)4月1日 - 貨物取扱を廃止。
1983年(昭和58年)4月4日 - 無人駅化。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
電報略号 モロ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 62人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1931年(昭和6年)7月18日*
備考 無人駅
* 仮停車場として。1938年(昭和13年)6月1日に正式な駅へ格上げ。