広島港停留場(通称:広島港電停)は、広島市南区宇品海岸一丁目にある広島電鉄宇品線の路面電車停留場で同線の終点である。
開業から2001年までの電停名は宇品停留場(うじなていりゅうじょう)であり、現在も「広島港(宇品)」の名称で案内されるケースがある。
広島電鉄公式サイトでは、路線一覧では電停名を単に「広島港」としているが、電停ガイドでは「広島港(宇品)」としている。また、現地の電停名表記や電車の行き先表記も「広島港(宇品)」で案内されている。
広島の海の玄関としての、旅客・貨物両方においての広大なターミナルが広がる。西側には広大な工場地帯が形成されていが、JR駅に隣接する他のターミナルに比べると利用客は少なく、閑散としています。
2面3線の頭端式ホームとなっており、どのホームも2編成以上の電車が停車できるようホームが長く取られている。列車が発車する際には、各ホームずつ異なる発車メロディーが流れ、その後発車ベルが鳴る。Bホームに単車が入線する場合は進行方向右側、後方の乗降口からの下車となり、運転士による集札が困難な為、可搬式運賃箱で集札が行われる。
2003年(平成15年)3月29日の電停移設・延長の際に、延長区間の一部でインファンド工法による軌道が敷設された。ホーム東側には、バリアフリー対応のスロープで連絡した構内踏切が設置されています。
A 5号線 比治山下経由広島駅ゆき
B・C 0号線 広電前ゆき
1号線 紙屋町経由広島駅ゆき
3号線 西広島ゆき(朝ラッシュ時のみ)
通常5号線はAホームから発車するが、一部Cホームから発車する場合がある。
巨大な上屋があり他の電車停留所に見られない造りになっています。
1951年(昭和26年)4月1日 - 宇品停留場として開業。
1967年(昭和42年)10月1日 - 宇品停留場(2代目)移転。
2001年(平成13年)11月1日 - 広島港停留場に改称。
2003年(平成15年)3月29日 - 現在の場所である広島港宇品旅客ターミナル前に移転。
2009年(平成21年)10月 - ダイヤ改定により、当電停から宮島口までの直通運転がなくなる(西広島止めに変更)。
2013年(平成25年)11月 - ダイヤ改定により、宮島線から当電停までの直通電車がなくなる(広電前止めに変更)。
駅番号 U18
所属事業者 広島電鉄
所属路線 宇品線
キロ程 5.9km(紙屋町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1951年(昭和26年)4月1日
備考 2001年に「宇品」停留所から改称