口之津駅は、長崎県南島原市口之津町西大屋にあった島原鉄道島原鉄道線の駅でした。廃駅周辺には住宅が多くコンビニ等もあります。1572年(天正7年)に口之津港へ異人船が到来したことに因んだ記念物があります。
口之津廃駅から徒歩15分程の位置に、口之津歴史民俗資料館・海の資料館という施設がある。廃駅前には、島原鉄道バス「口之津」バス停・フェリー乗り場(道路を挟んだ反対側)があります。また、島原鉄道バスの口之津営業所があり、路線バスの運行上の拠点となっています。
島鉄標準の木造駅舎や信号機などはきれいに撤去されています。かつての待合室には一人掛けのプラスチック製の椅子がありました。
構内は非常に狭く、駅ホームの裏側には隣家の壁が差し迫っていました。裏手に回ると、ホーム跡が残っておりまだバラストもあります。
1928年(昭和3年)2月25日 - 口之津鉄道の駅として開業。
1943年(昭和18年)7月1日 - 会社合併により、島原鉄道の駅となる。
1968年(昭和43年)10月1日 - 貨物営業廃止。
1971年(昭和46年)8月1日 - 業務委託化。
1974年(昭和49年)5月18日 - 島原寄りに100m移転し、同時に交換設備を撤去。
1986年(昭和61年)4月1日 - 新駅舎竣工。
2001年(平成13年)9月30日 - 無人化。
2008年(平成20年)4月1日 - 島原外港・加津佐間の廃線により、廃駅となる。