壺川駅(つぼがわえき)は、沖縄県那覇市壺川三丁目にある沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の駅である。駅番号は5。
駅構造
ゆいレールでは少ない相対式ホーム2面2線。エスカレーター・エレベーターあり。
のりば
壺川駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 ■沖縄都市モノレール線 県庁前・牧志・おもろまち・首里方面
2 小禄・那覇空港方面
駅設備
コインロッカー - 改札内に設置。
小型(最初の8時間300円、以後2時間毎に100円追加)15個
公衆電話 - 改札外に1台設置。
自動販売機(飲料) - 改札外に2台(内1台は車椅子対応)、改札内に1台、各ホームに1台設置。
トイレ - 改札内に設置。
駐輪場 - 駅北側にある。無料。
駅周辺
駅南西を国場川が沿い、対岸には奥武山公園がある。当駅からは歩行者・自転車用の「北明治橋」で奥武山公園に短絡しているため、那覇まつりなどの催事中は混雑する。
那覇市沿岸漁業協同組合 鮮魚直売店「さかな」 - 徒歩約5分
「海人がつくる壺川駅前弁当」を販売。「駅弁」と宣伝されることもあるが、駅での販売実績がないため厳密な意味での「駅弁」とは見なされず「駅前弁当」と称している。鉄道会社公認の駅で販売されている駅弁としては、同じ路線上の那覇空港駅構内で販売されている「油味噌かつサンド」が最南端且つ最西端である。油味噌かつサンドの材料は全て沖縄県産品で、トンカツは沖縄ハム総合食品(中頭郡読谷村)、油味噌(アンダンスー)は赤マルソウ(糸満市)、パンはオキコ(中頭郡西原町)製のものが使用されている。
海人がつくる壺川駅前弁当は、沖縄県の那覇市沿岸漁業協同組合が経営する壺川直売店さかなが販売している弁当である。2003年8月10日の沖縄都市モノレール線(ゆいレール)開業を記念し、壺川駅を最寄り駅とする直売店さかなが同年1月に京王百貨店新宿店で開催された元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で先行販売され、8月のゆいレール開業と同時に正式販売を開始した。
戦前に沖縄本島で営業していた沖縄県営鉄道で駅弁が販売されていたことを示す記録が残っていないこともあり「沖縄初の駅弁」ないし「日本最南端の駅弁」をキャッチフレーズにしているが、通常の駅弁と異なり駅構内で販売されている訳ではないため厳密には「駅弁」とは言えないとする意見もあり、あくまで「駅前」弁当を称している。なお、駅弁大会ではこうした定義に関わり無く他の弁当と同様の「駅弁」として扱われている。
ほぼ2-3年単位で弁当の中身を全面リニューアルする点が特徴で、2003年の販売開始当初は海ブドウにモズク・錦糸卵・カツオ・イカなどが具に用いられていたが、2006年には大東諸島の名産であるサワラのにぎり寿司(島寿司)となり、2009年にはクロカジキの漬け丼にモズクを添えたものとなっている。
弁当は壺川直売店さかなで購入できる。「駅前弁当」を称しているが、実際に壺川駅の真正面にある訳ではなく、国場川を左手に見ながら北西に380メートルほど歩く必要がある。営業時間は午前9時から午後6時まで、日曜日と元日(1月1日)は休業。沖縄本島以外では、各地の百貨店で行われる駅弁大会に出展されることがある。ただし、出展される弁当は名称が同じでも現地の弁当と仕様が異なる「特装品」の場合がある。
沖縄県営奥武山公園 - 徒歩1分
那覇中央郵便局
沖縄国際ユースホステル - 徒歩約5分
沖縄ハーバービューホテル - 徒歩約10分
駅進入時の車内チャイムは、沖縄民謡「唐船ドーイ」を編曲したものが流れる。
ホームからは隣の奥武山公園駅を目視する事も可能。
改札
近での沖縄方言による案内放送では「ちぶがー」と発音される
2003年(平成15年)8月10日 - 開業。
駅番号 5
所属事業者 Okinawa City Monorail Logo.png 沖縄都市モノレール
所属路線 ■沖縄都市モノレール線
キロ程 4.52km(那覇空港起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 1,959人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 2003年(平成15年)8月10日