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草津駅(広島電鉄宮島線)

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草津駅(くさつえき)は、広島県広島市西区草津東二丁目にある広島電鉄宮島線の駅。古来軍港として漁港として栄え当地に設けられた魚市場からは海産物が広島市内へともたらされてきた場所でしたが昭和末期以後の埋め立てにより海岸線は当地よりかなり遠くなりました。

草津駅はホームが地面に接する地上駅という形態である。ホームは2面あり、2本の線路を挟み込むように向かい合って配置された相対式ホームで、線路の南に広電宮島口駅方面へ向かう下りホームが、北に広電西広島駅方面へ向かう上りホームがある。

両ホームは通路で結ばれ、駅の広電宮島口寄りには踏切がある。広電宮島口方面のホームかつては島式ホームだった。

以前はホームの南側に海産物輸送のための側線、北側には駅舎があったが、駅舎は1971年(昭和46年)2月に火災で焼失、側線も海産物輸送の廃止に伴い撤去された。

なお側線に接して設けられていたホームは当駅で折り返す市内線乗り入れ電車の乗降場も兼ねていたため低床車対応で、そのため当時高床車対応であった本線のホームとの間で床面が傾斜していた。高床ホームは現在使用されていないようです。


駅は旧草津町の中心部に位置する。周辺は古くからの住宅街が広がり、神社・仏閣も多く点在する。南にしばらく行くと宮島街道に出る。その南側は1970年代以降に沿岸部の埋立によって出来た住宅地や商工センターの東端部となっている。

中小企業大学校広島校
西区スポーツセンター
広島市立草津小学校
草津保育園
草津公民館
草津公園
広島市西部水資源再生センター
西部開発多目的広場
草津八幡宮
慈学院太光寺
海蔵寺
慈光寺
幸神社
浄教寺
教専寺
西楽寺

 


草津は古来軍港として利用されていた港町で、当地に設けられた魚市場からは海産物が広島市内へともたらされてきた。そのため草津には輸送の需要があり、鉄道を通す動きも早い時期から存在した。広島電鉄の前身、広島瓦斯電軌によって鉄道路線が開通したのは1922年(大正11年)8月のことであり、当駅はこれに合わせて草津町駅(くさつまちえき)として開業した。

当時の路線は己斐町駅から当駅までの2.8キロメートルあまりであったが、1年半後の1924年(大正13年)4月には廿日市町駅まで延伸している。駅名が草津へと改称された時期は不詳であるが、1952年から54年ころのこととされる。

1922年(大正11年)8月22日 - 宮島線が己斐町から当駅まで開通、草津町駅として開業。駅舎も設置される。
1924年(大正13年)4月6日 - 宮島線が当駅から廿日市町まで延伸。
時期不詳(1952-54年) - 草津駅に改称。
1971年(昭和46年)2月17日 - 駅舎が火災で焼失。

『広島市統計書』によると、2015年度の年間乗車人員の総数は推計で518千人であった。参考として、日数で除して1日当たりの平均乗車人員を算出すると1,415人となる。

駅番号 ●M23
所属事業者 広島電鉄
所属路線 ■宮島線
キロ程 2.9km(広電西広島起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 1,415人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1922年(大正11年)8月22日


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