トヨモーターの最大排気量モデルで、1954年に150CC、55年に180CC、56年に200CCを開発してきたトヨモータースの集約的なオートバイといえる。
1958年から続くFH型シリーズと同じ万能タイプでレジャーで楽しく乗れ、荷物運搬にも使える快適な実用車とした。デザインはヘッドライト、ガソリンタンク、エンジンを吊り下げるバックボーンフレーム、マフラーなど、全体的に調和がはかられているがフロントフォークが太く武骨な印象も漂う。
フロント周りは、高速や悪路、荷物搭載時でも安定性と快適さを求めた仕様で、ステアリング・ダンパーが付いていた。エンジン始動もセルダイナモ付のFJA型220CCも販売された。
空冷2サイクル単気筒エンジン 総排気量216CC 最高出力13HP/5500RMP 最大トルク1.9KG・M/4000RPM 始動方式キック 変速機4段 最高時速110KM/H 燃料消費率45KM/L(40KM/H)