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監視艇「わかしお」 /水島税関支署 

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監視艇「わかしお」

昭和58年3月に就航した「わかしお」は、全長18.9m、最高速力32.4ノット(時速約60 ?)という高速艇で、当時の広報誌に『税関幹部、報道関係者約30名を乗せて出航。白波を立てて神戸港外を全力疾走し、そのスピード振りを発揮した。この模様は、テレビで放映され「全国一速い監視艇」として紹介された。』とあります。


「わかしお」は、瀬戸パト艇として建造されたもので、設計段階において、近隣の署所への所要時間を1時間以内とするために必要とされる航行性能=巡航速度30ノット(時速約56 ?)を確保するために、当時としては珍しい軽合金製とし、高出力エンジン(650 馬力×2)を搭載したそうです。


「わかしお」の建造以降、監視艇は15m艇から18m艇・軽合金製の時代に移行しています。(現在の「わかしお」は、この艇の後継艇です。)

軽合金製
全長18.9m
巡航速度29.8ノット
最高速度32.4ノット


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