河原駅は旧河原町(現・鳥取市)との境界附近、鳥取県八頭郡八頭町国中字萩原にある西日本旅客鉄道(JR西日本)因美線の駅です。旧河原町の中心からはかなり離れています。
智頭方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。雰囲気のある古い木造駅舎です。駅舎は一見古そうですが、旧来の駅舎が火災で焼失し、その後再建された駅舎です。
駅舎の庇には二重の駅名表示。駅前広場は広く、かつての交通拠点だった様子がうかがえます。以前は島式ホーム1面2線の構造を有したが片側の線路が撤去されました。現在は棒線駅となり、智頭方面行きと鳥取方面行きの双方が同一ホームを共用する。
鳥取鉄道部管理。簡易委託駅として常備券の販売が稀に行われるが、大半の時間帯で無人になっています。木造の駅舎が残り、ホーム上には乗車駅証明書発行機がある。また改札外にバリアフリー対応、男女別の水洗式便所が設置されている。
駅舎とホームの間にはかつては側線が数線あった模様。今は月極駐車場になっています。
1919年(大正8年)12月20日 - 因美軽便線(現在の因美線)鳥取 - 用瀬間開業時に設置。
1922年(大正11年)9月2日 - 軽便線制度廃止により、因美軽便線が因美線に改称され、当駅もその所属となる。
1928年(昭和3年)3月15日 - 因美南線開業に合わせ、因美線が因美北線に改称され、当駅もその所属となる。
1932年(昭和7年)7月1日 - 鳥取 - 津山間全通に伴い、因美北線が現在の因美線の一部となり、当駅もその所属となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継。
電報略号 カハ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1919年(大正8年)12月20日
備考 簡易委託駅