東水島駅は、岡山県倉敷市潮通三丁目にある水島臨海鉄道港東線の貨物駅です。駅周辺は水島臨海工業地帯で、多くの大規模工場が集まっています。
地上駅。1面2線のコンテナホームのほか、数本の側線が引かれています。かつては、駅構内の西側から分岐し南へ向かう2つの専用鉄道が存在しました。先に開通したジャパンエナジー水島製油所への専用鉄道は、同製油所で生産されたガソリンなどの燃料油、潤滑油、ノルマルパラフィンなどの発送が行われていました。潤滑油発送は晩年まで続き、2003年ごろに廃止されました。
次に開通した三菱化学水島事業所への専用鉄道は、同事業所で生産されたアルデヒドなどの化学薬品の発送が行われていたが、1990年代に廃止されました。取り扱いはコンテナ貨物:12ftコンテナ、20ftコンテナ、ISO規格20ft海上コンテナと車扱貨物を取り扱います。
1962年(昭和37年)7月1日 - 倉敷市営鉄道の日鉱前駅として開業。
駅名の「日鉱」は、駅南側にあるジャパンエナジーの前身、日本鉱業の略称である。
1969年(昭和44年)7月1日 - 日本鉱業専用鉄道運輸開始。
1970年(昭和45年)4月1日 - 水島臨海鉄道に譲渡。
1971年(昭和46年)10月 - 三菱化成(現・三菱化学)専用鉄道運輸開始。
1972年(昭和47年)3月15日 - 0.3km東へ移転、東水島駅に改称。コンテナ貨物の取扱を開始。
所属路線港東線
キロ程3.6km(水島起点)
駅構造地上駅
開業年月日1962年(昭和37年)7月1日
備考貨物専用駅