明智駅(あけちえき)は、岐阜県恵那市明智町445-2にある明知鉄道明知線の駅である。駅番号は1。明知線のすべての列車の始発・終着駅であり、駅近くには明知鉄道本社がある。
駅周辺は旧恵那郡明智町の中心市街地であり、住民が大正時代の町並みを保存して観光資源として活用している「日本大正村」の玄関口である。
同じ岐阜県内に同音同字の明智駅(名古屋鉄道広見線、可児市)がある。
終日駅係員配置駅。窓口営業時間は始発から最終列車発車前まで。
駅構造
駅舎に接して1面1線の単式ホームがある地上駅。白壁の木造駅舎です。
構内に車両基地があり、車両の夜間滞泊もある。また、多くの側線を有する。駅名看板には「日本大正村」と冠されています。
白壁の待合室には造り付けの長椅子とコインロッカーがが設置されています。。
駅舎の隣には2012年、喫茶店や地元産品の販売コーナー、トイレを備えた交流施設「明智駅前プラザ」が開設された。
駅周辺
日本大正村
明智地域振興事務所(旧恵那郡明智町役場)
恵那市立明智小学校
恵那市立明智中学校
岐阜県立恵那南高等学校明智校舎
国道363号
バス
東濃鉄道バス
明智線(瑞浪駅方面) 概ね1時間に1便運行されている。
恵那市自主運行バス
1999年、中部の駅百選(第1回)に選定された。
硬券の販売が今も行われている(ただし、隣駅の野志駅へは軟券のみの販売)。JR東海との連絡乗車券も硬券のものが販売されている。
駅開業当初の駅名、「明知」は当時の所在地だった明知町に由来する。その後、明知町は1954年(昭和29年)7月1日に静波村と合併して明智町となった。それに伴い、1985年の転換時に新町名に合わせて駅名を「明智」に改称している。旧町名の明知は古くは城名であるが(明知城)、現在でも会社名(明知鉄道)や路線名(明知線)に使われている。
新町名の「明智」は自治体としては2004年の「平成の大合併」によって消滅しており、現在は恵那市の市内町名となっている。
2013年12月、明智小学校に静態保存されていたC12形蒸気機関車が駅構内に移された。明知鉄道は将来の蒸気機関車運行を目指しており、2014年以降、構内での運転見学や体験乗車のイベントを開催している。
1934年(昭和9年)6月24日 - 国有鉄道明知線 岩村 - 当駅間開通時に、明知駅として開業。一般駅。
1981年(昭和56年)2月1日 - 貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
1985年(昭和60年)11月16日 - 明知鉄道に転換。同時に明智駅に改称
明智駅
あけち
Akechi
◄2 野志 (2.0km)
所在地 岐阜県恵那市明智町
北緯35度18分22.13秒
東経137度23分14.61秒座標: 北緯35度18分22.13秒 東経137度23分14.61秒
駅番号 1
所属事業者 明知鉄道
所属路線 明知線
キロ程 25.1km(恵那起点)
電報略号 アチ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度- 375人/日
-2010年-
開業年月日 1934年(昭和9年)6月24日