神宮丸太町駅(じんぐうまるたまちえき)は、京都府京都市左京区にある、京阪電気鉄道鴨東線の駅。駅番号はKH41。旧称丸太町駅。京都大学関係者や京大病院への外来利用者が多い駅。平安神宮からは距離がある。
駅構造
島式1面2線のホームを持つ地下駅である。駅ホームのカラーリングは水色。切符売場の券売機は2台の設置。改札口の改札機は5台。
地下2階建てとなっており、地下1階に改札・コンコース、地下2階にホームがある。なお、改札口は1か所のみとなっている。改札前のコンコースには陶板画「平安神宮絵図」(製作・作画は西協友一による)が揚げられている。
また開業時から身障者対応エレベーター2基(地上とコンコース・改札内コンコースとホームに各1基)・多目的トイレ・点字案内図および料金表が設置されるなどのバリアフリー対応がなされており、地上-コンコース間のエレベーターは京都大学医学部付属病院・京都府立医大に近い5番出口に設置されている。
当駅の2番出口(川端丸太町交差点南東側・恵美須ビル前に出る)の地上へ出る階段の途中にライブハウス「京都クラブメトロ」(恵美須ビルB1F)の入口がある。
のりば
番線 路線 方向 行先
1 ■鴨東線 上り 出町柳行き
2 ■鴨東線・京阪本線 下り 中書島・枚方市・淀屋橋・中之島線方面
※両ホームとも有効長は8両。
災害対策
エレベーターをのぞき、水害発生時地下構内の浸水対策として出入り口の金属製床板が起き上がったり、壁の一部が動く・持ち運び式の金属板など「止水板」が水の浸入を食い止めるようになっている。
駅構内はITVによりモニターリングされ駅事務所の防災管理盤に表示される。万が一の火災発生時には防火防煙シャッターの制御・排煙機の運転、避難路確保の為の自動改札機の開放、火災発生表示機の点灯・運転指令所への通報が自動またはワンスイッチでおこなえる。また地下駅の構内でも警察無線や消防無線が使えるように無線通信補助設備や防災電話などが完備されている。
発着する列車
一部の時間帯を除き急行は運行されておらず、準急または普通列車の停車が主となっている。
下り淀屋橋方面の列車のほとんどは隣の三条で特急か快速急行に連絡する。なお、2009年9月ダイヤ改正以降は従来の出町柳行最終特急が三条より普通電車に種別変更され運行されているが、これは実質的に当駅への追加停車にあたる。また、大晦日終夜運転~正月ダイヤでは急行が運転される。
ダイヤの乱れ等により上り特急が三条で準急・普通と連絡できなかった際、当駅に臨時停車することもある。
駅周辺
駅は川端通の地下、丸太町通との交差点(丸太町橋東詰にある川端丸太町交差点)のやや北よりに位置している。
駅西側を鴨川が流れており、丸太町橋がかかる。駅周辺は主に住宅地となっており、学生向けのワンルームマンションなどが多く立地する。
1989年(平成元年)10月5日 - 鴨東線開通と同時に、丸太町駅として開業。開業当初から急行停車駅となる。
2008年(平成20年)10月19日 - 神宮丸太町駅に改称。
2009年(平成21年)12月 - ホームに異常通報装置を設置。
2013年(平成25年)12月26日 - 京阪駅の視覚障害者用誘導鈴を音声案内に更新。
2014年(平成26年)11月3日 - 身体障害者対応エレベーター2基を順次更新に伴い使用停止、12月1日より使用再開。
2016年(平成28年)
3月19日 - ダイヤ改正で日中の普通電車の運用が無くなり、準急のみ停車する時間帯が生まれた。
10月31日 - コンコースに旅客案内ディスプレーを設置運用開始。
2018年(平成30年)1月31日 - コンコースに観光総合案内板を設置運用開始。
神宮丸太町駅*
じんぐうまるたまち
Jingu-marutamachi
◄KH40 三条 (1.0km)(1.3km) 出町柳 KH42►
所在地 京都市左京区丸太町橋東詰
北緯35度1分3.61秒 東経135度46分19.78秒
駅番号 KH 41
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 ■鴨東線
キロ程 1.0km(三条起点)
淀屋橋から50.3km
電報略号 丸(駅名略称方式)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度- 8,767人/日
-2017年-
開業年月日 1989年(平成元年)10月5日
備考 * 2008年に丸太町駅から改称