墨染駅(すみぞめえき)は、京都府京都市伏見区墨染町にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。駅番号はKH31。駅周囲は一面に住宅が立ち並んでいます。
JR奈良線、近鉄京都線といった路線駅が近接し利用はそれほど多くない。
駅構造
相対式2面2線ホームを持つ地上駅。方面別に駅舎が設置されています。ホーム丹波橋寄りに改札口が上下線で独立して設置されており、改札内で互いのホームの行き来はできない。1990年代半ばまで構内踏切があったが現在は撤去されている。駅構内のスロープは2009年4月バリアフリー対策の新基準に合わせて傾斜が緩くされた。
駅名の「墨染」にちなみ、ホーム屋根の支柱や梁などを他の駅より濃い灰色に塗られていたことがあったが、1980年代半ばより、駅名にちなんでホームの柱をグレー(薄墨色)に塗っている。
淀屋橋方面の切符売場に券売機は2台、タッチパネル式の新型も一台。改札機は前後にずらして設置されています。
のりば
番線 路線 方向 行先
1 ■京阪本線 上り 三条・出町柳方面
ホームには長椅子が設置されています。健在です。
2 下り 中書島・枚方市・淀屋橋・中之島線方面
※両ホームとも有効長は7両。
駅周辺
JR藤森駅 - 西日本旅客鉄道(JR西日本)奈良線 東へ約600m
伏見駅 - 近鉄京都線 南西へ約700m
京都教育大学
京都教育大学附属高等学校
京都市立藤ノ森小学校
伏見墨染郵便局
国道24号
西福寺
墨染寺(ぼくせんじ)- 駅名の由来
藤森神社
墨染発電所
琵琶湖疏水・伏見インクライン跡
京阪電鉄墨染変電所
バスのりば
京阪墨染駅には、バス路線は乗り入れていない。
最寄バス停:京都市バス墨染または下町
周辺道路の一方通行規制により、方面ごとにのりばが異なる。
墨染
バス停は墨染駅から北東へ徒歩3分
京都市バス
南8号系統:(藤森神社経由)竹田駅東口行
下町
バス停は墨染駅から西へ徒歩5分
京都市バス
南8系統:横大路車庫行
戦争中の一時期、陸軍16師団の施設が駅付近に点在していたことから急行停車駅だったことがある。しかし戦争末期には急行運転そのものが廃止され、戦後1946年(昭和21年)2月15日のダイヤ改正で急行運転が復活した時には、急行通過駅に戻る。
1910年(明治43年)4月15日 - 京阪本線開業と同時に設置。
1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(阪急電鉄)の駅となる。
1944年(昭和19年)7月16日 - 急行停車駅とな。
1946年(昭和21年)2月15日 - 急行運転が復活するも急行は通過駅となる。
1949年(昭和24年)12月1日 - 会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
1963年(昭和38年)3月16日 - 構内旅客通路新設。
1971年(昭和46年)9月10日 - 墨染変電所新設。
1972年(昭和47年)9月1日 - 下りホーム改札口を使用開始。
1985年(昭和60年)3月 - 京都行きホームにトイレ新設、ホーム屋根10m延伸。
1995年(平成7年)10月3日 - 新駅舎使用開始。
2009年(平成21年)4月1日 - 現在のバリアフリー基準に合わせてスロープを改良・使用開始。
2011年(平成23年)12月17日 - ホームに異常通報装置を設置。
2016年(平成28年)3月19日 - ダイヤ改正で日中の普通電車の運用が無くなり、準急のみ停車する時間帯が生まれた。
墨染駅
すみぞめ
Sumizome
◄KH30 丹波橋 (1.0km)(1.0km) 藤森 KH32►
所在地 京都市伏見区墨染町691番地
北緯34度56分53.56秒 東経135度46分8.45秒
駅番号 KH 31
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 ■京阪本線
キロ程 42.3km(淀屋橋起点)
電報略号 墨(駅名略称方式)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度- 7,167人/日
-2017年-
開業年月日 1910年(明治43年)4月15日
備考 ホームの有効長は7両