日産・ダットサントラック(初代)10T型
ダットサントラック (DATSUN TRUCK) は、日産自動車が生産、販売する小型商用車。2002年以降日本での販売はされていないが、中国をはじめ、アジア、中東、アフリカ、南米、大洋州諸国で販売が続けられているピックアップトラックである。10代目より「ダットサン」の名が外され、「ニッサン」ブランドに統一された。
ダットサントラックの「ダットサン」とは、かつて日産自動車に存在した小型車専用「ブランド」で、ダットサントラックのみにその名を残していた。日本車の車名としてはもっとも長い歴史を誇る(日本国内向けにおいては10代67年)。通称は「ダットラ」。なお、3135型車は現在施行されている型式指定番号の1番を取得した自動車である。
D21型以降、北米向けを「フロンティア」、欧州向けを「ピックアップ」、大洋州およびイギリス向けを「ナバラ」、南アフリカ向けを「ハードボディ」と、地域ごとに車名を使い分けている。
初代 10T型(1935年-1943年)
1935年7月、10T型発売。
1937年、17型発売。直列4気筒 722cc サイドバルブエンジンを搭載した。
1943年12月、生産終了。
日産・ダットサントラック(初代)
10T型
1937年式 17T型
1938 Datsun 17T.jpg
販売期間 1935年7月 ー 1943年12月(生産終了)
エンジン 直列4気筒 722cc SV
全長 3,020mm
全幅 1,197mm
全高 1,550mm
ホイールベース 2,005mm
車両重量 620kg