1966(昭和41)年7月製造、製番60。
富士重工の軌道モータカーは1956年に試作されたTMC100以来、国鉄向けに圧倒的シェアを持っており、ほぼ100%と言ってよい。2003年の鉄道事業撤退まで、国鉄およびJR向けに非常に多くの軌道モータカーを供給して来た。
2003年以降、富士重工の鉄道事業は新潟トランシスに引き継がれて現在に至っている。
Nゲージ 14013 軌道モーターカー TMC100 動力付 黄色 対象性別 :男の子 津川洋行
富士重工の軌道モータカーの形式名
例:TMC 200 AS
TMC→Track Motor Carの略
20→車格
0→軌間(0:狭軌用、1:標準軌用)
A→サフィックス(基本的に無印→A→B→C……と付番。1990年代以降は納入先を表す符号を付けることがある)
S→除雪装置付(除雪装置なき場合は無印)
車格の数字に関しては、TMC100を除いて自重の2倍をして四捨五入した値が概ね当たるようである。
TMC100系軌道モータカーは登場以来、旺盛な需要の下に増備がつづけられたが、現場からはより強力かつ大型の軌道モータカーが求められる。
そこで、160[PS]級※のいすゞ・DH100TP(D)型ディーゼルエンジン(ターボチャージャ付)を搭載し、トルクコンバータによる動力伝達を行うTMC200Aが1964年に登場。その後につづくTMC200シリーズの先陣を切った。※ JIS規格の呼称変更により新表示では185[PS]
TMC200Aは当時増備が進められていたTMC100Bなどと同様に幅の狭いキャブが特徴で前面窓は二枚窓になっている。
エンジンが大型化し搭載位置が高くなったため、ボンネットが高くなったのに伴いキャブの背も高くされた。
TMC200シリーズ特有の背伸びしたようなスタイルがこのとき確立された。
動力伝達方式はトルクコンバータ方式となり、速度は高速または低速に切り換えて使用する。
前後進はTMC100系やTMC101系では前後進のギア比が異なっていたため前後で走行速度が異なっていたが、TMC200Aからは等速走行が可能となった。
また、転車装置については富士重工業製の大型転車台を装備し、後部荷台に2.5[t]の荷物を積載したまま転車することができる。
本形式についてもTMC100系やTMC101系と同様にクレーン装備車があり、2.5[t]吊りのものが標準である。
製造番号1~。
TMC200AとTMC200ASの合計で65両が製造された。
■ 寸法・重量
長さ 6,100[mm]
幅 2,060[mm]
高さ 3,220[mm]
軌間 1,067[mm]
軸距 3,500[mm]
車輪径 762[mm]
自重 10.5[t]
■ エンジン
エンジン名称 いすゞ DH100TP
エンジン形式 水冷4サイクル 6気筒 過給機付
エンジン出力 160[PS]/1,800[rpm] ※JIS規格の呼称変更により新表示では185[PS]
■ 動力伝達
クラッチ トルクコンバータ付湿式、多板油圧クラッチ
変速機 高低速2段
逆転機 前後進切換(等速)
駆動輪 前後2軸駆動
■ ブレーキ方式
主ブレーキ方式 空気ブレーキ
補助ブレーキ ネジ式手ブレーキ
■ 主要装置
転車装置・転車台 大型自動転車装置
離線装置 離線車輪付手押
撒砂装置 全車輪前後方向切替
連結器 自動連結器
連結器高さ 880[mm]
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■ 積載荷重・定員
荷台積載荷重 2.5[t]
運転室座席定員 3人
■ 空気・燃料容量
空気圧縮機形式 C600
元空気ダメ容量 140[L](70[L]×2)
燃料タンク容量 120[L]
■ 牽引性能
勾配 積載重量 牽引重量 単車積載時 重量牽引時
水平線 2.5[t] 160[t] 50[km/h]以上 45[km/h]以上
10‰ 2.5[t] 110[t] 45[km/h]以上 20[km/h]以上
25‰ 2.5[t] 60[t] 40[km/h]以上 15[km/h]以上
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