若狭和田駅(わかさわだえき)は、福井県大飯郡高浜町和田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線の駅である。
駅構造
敦賀方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。2005年に駅舎が観光案内所併設の「ピースフル和田」として改築された。
敦賀地域鉄道部が管理し、自治体が窓口業務を受託する簡易委託駅である。駅係員不在時に備え自動券売機も設置されていたが、現在は撤去されている。ワンマン列車の開扉は無人駅同様の扱いであるが、駅係員がいる時間帯は、乗車券等は列車を降りた後、駅係員に手渡す。
駅周辺
駅北側を国道27号が、駅東側を福井県道237号線が通る。国道沿いには保健福祉センターや木材工場があり、駅東側には小規模な住宅街がある。駅北側には小学校や郵便局があり、そのまま北西へ抜けると若狭和田海水浴場(若狭和田ビーチ)と和田漁港に至る。海水浴場の近くには民家が多く建つが、所々に民宿などの宿泊施設がある。
駅南側は田園風景となっているが、駅のすぐ近くを若狭西部広域農道が通る。この広域農道沿いには特別養護老人ホーム・配管業の事務所・観光農園がある。
若狭和田海水浴場
和田漁港
青戸入江
若狭たかはまエルどらんど
和田郵便局
真乗寺
道の駅シーサイド高浜
高浜町国民健康保険和田診療所
高浜町保健福祉センター
高浜町立和田小学校
国道27号
福井県道237号畑若狭和田停車場線
福井県道266号犬見崎和田線
若狭西部広域農道
かつては駅前ロータリー内に若狭和田駅前バス停があり、高速バスの「わかさライナー」が発着していたが、2020年5月10日に運行を終了した。
1925年(大正14年)6月26日:官設鉄道(後に日本国有鉄道)小浜線の若狭本郷駅 - 若狭高浜駅間に若狭和田仮停車場として開業。
1934年(昭和9年)6月1日:駅に昇格し、若狭和田駅となる。同時に貨物・荷物の取扱を開始。
1973年(昭和48年)3月15日:貨物・荷物の取扱を廃止。国鉄職員による出札・改札業務を停止し旅客業務について無人化(その後、簡易委託による乗車券販売を開始)。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
2005年(平成17年)
3月10日:現駅舎完成。
3月28日:現駅舎の改築落成式。
時期未定:簡易委託を解除し、無人化〈予定〉。
若狭和田駅
わかさわだ
Wakasa-Wada
◄若狭本郷 (3.9 km)(3.2 km) 若狭高浜►
所在地 福井県大飯郡高浜町和田2-12
北緯35度29分19.85秒 東経135度34分52.14秒座標: 北緯35度29分19.85秒 東経135度34分52.14秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 ■小浜線
キロ程 65.7 km(敦賀起点)
電報略号 ワワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 124人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1925年(大正14年)6月26日*
備考 簡易委託駅
* 仮乗降場として。1934年(昭和9年)6月1日に正式な駅に格上げ。