熊山駅は、岡山県赤磐市千躰(せんだ)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅です。
赤磐市に唯一存在する駅であり、「JTB時刻表」では市の代表駅とされているが、市役所のある下市地区(旧山陽町)へ行くバス等の公共交通手段はない。このため、実際には市の代表駅という位置づけにはなっていない(下市地区からJRに乗る場合、岡山駅または瀬戸駅を利用する場合が多い)。また、合併前の旧熊山町の中心地松木地区も当駅からやや離れている。
当駅を最寄りとして、岡山白陵中学校・高等学校があるため、平日の登下校時間帯にはそこへ通う学生で大変混雑する。
元々は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅であったが、2014年時点で待避線(旧2番のりば)の架線は撤去されており、旧3番のりばが2番のりばに改番されている。そのため現在は事実上単式2面2線となっている。
個性的な車寄せがある小さな木造駅舎は姫路方面行きホーム側にあり、島式の岡山方面行きホームへは跨線橋で連絡している。明治45年製、およそ築100年あまりの古い跨線橋は2009年(平成21年)2月に近代化産業遺産の認定を受けました。
直営駅(東岡山駅の被管理駅)で、みどりの窓口が2007年(平成19年)2月2日から営業を開始した。ICOCA利用可能駅。
自動改札機は簡易式のため、降車客の乗車券は駅係員が集札する(窓口非営業時は改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する)。便所は、改札内に男女別の水洗式がある。
待合室には木製の椅子が少数設置されています。改札口には簡易型ながら改札機は2台設置されています。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 ■山陽本線 上り 和気・姫路方面
2 下り 岡山・三原方面
島式ホームには半分オープン構造の待合室が設置されています。
1917年(大正6年)7月10日 - 国有鉄道山陽本線の和気駅 - 万富駅間に熊山信号場開設。
1930年(昭和5年)8月11日 - 駅に昇格、熊山駅となる。旅客・貨物の取扱を開始。
1960年(昭和35年)10月15日 - 貨物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
2007年(平成19年)6月17日 - ICOCA対応の簡易型自動改札機を導入。同年9月1日よりICOCAが利用可能となる。
電報略号 クヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線(実質2面2線)
乗車人員
-統計年度- 1,496人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1930年(昭和5年)8月11日
備考 直営駅
みどりの窓口 有