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甲浦駅 阿佐海岸鉄道阿佐東線

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甲浦駅(かんのうらえき)は、高知県安芸郡東洋町大字河内にある、阿佐海岸鉄道阿佐東線の駅である。駅番号はAK30。


2012年時点では、この路線で唯一高知県内に属する駅となっている。また、高知県内に属する鉄道駅では最も東に位置するほか、他の高知県内の駅と隣接していない飛地状態の駅となっている。


当駅から奈半利駅(土佐くろしお鉄道阿佐線として開業)までの間には、鉄道敷設法による予定鉄道線路(改正鉄道敷設法別表)により鉄道を敷設する計画が定められていた(未成線)が、国鉄再建法によって事業が凍結された。

のちに、国鉄分割民営化に伴う法令施行に伴い鉄道敷設法が廃止され、法的な根拠をもった路線計画は消滅した。

単式ホーム1面1線を有する高架駅である。駅前は区画整理はされているものの全く建物は建っていません。駅舎は木造駅舎です。

室戸・奈半利方面へ延伸できるような構造となっており、駅舎は高架上にあるホームから階段を降りた線路脇に設置されている。甲浦婦人会が売店の営業と乗車券の販売を受託する簡易委託駅である。なお、同会は駅構内にてレンタサイクルの営業も行っている。


列車の夜間滞泊はなく、全ての列車が宍喰駅まで戻る。


駅ノート・駅スタンプが設置されている。

ホーム上には狭い待合室が設置されています。

1992年(平成4年)3月26日 - 阿佐海岸鉄道阿佐東線の営業開始に伴い開業する。

電報略号 カン
駅構造 高架駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1992年(平成4年)3月26日
備考 簡易委託駅

阿佐海岸鉄道株式会社(あさかいがんてつどう)は、徳島県海部郡海陽町に本社を置き、旧日本鉄道建設公団建設線だった阿佐東線を運営している、徳島県・高知県・海陽町・東洋町などの出資による第三セクター方式で設立された、第三セクター鉄道事業者。
阿佐東線は四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線の末端的存在であり、沿線人口が少ない上に路線距離も短いため運賃収入は2千万円を切る状態(輸送密度は約170人/日)で、開業以来赤字続きで一度も黒字を計上できていない。沿線の高校統廃合で定期客も減少し、毎年の経常赤字が5 - 9千万円前後に上り、地元自治体の負担は限界に近いとされ、廃止を検討している第三セクターとして名前が挙げられている。2008年度鉄道統計年報によると、日本全国のJR線以外の路線で最も利用者が少ない。

1988年(昭和63年)9月9日 設立。
1992年(平成4年)3月26日 阿佐東線 海部 - 甲浦間が開業。
2006年(平成18年)3月1日 全駅で駅番号表示を開始。
2008年(平成20年)6月30日 宍喰駅で夜間に回送列車が壁面に衝突して脱線し、自社車両1両破損、廃車。

 

 


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