豊後豊岡駅は国道10号線北の旧街道海沿い、大分県速見郡日出町大字豊岡にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅です。豊岡駅は開通当初は《頭成駅》(かしらなり駅)の駅名でした。
地域住民は駅名《豊岡駅》を希望していましたが、山陰本線に同名の豊岡駅があると言う事で、許可されませんでした。
現在の「豊岡駅」になったのは、昭和15年8月1日、駅が現在の位置に移り、新しい駅舎が造られ、漸く「豊後豊岡駅」と名前が変わりました。頭成駅の位置も現在の位置とは違い、200mほど別府よりにありました。
相対式ホーム2面2線の設備と古い木造駅舎を有する地上駅です。互いのホームは跨線橋跨線橋で連絡しています。
別府湾に近くホームや跨線橋から海を眺められます。下りホームには待合室も設置されています。ホームの幅は広くありません。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅。切符売場の券売機は簡易型です。
マルスは無いがPOS端末が設置されている。ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応。
待合室にはFRP製の緑の椅子が設置されています。駅前には植栽があります。
駅名標のイラストは魚のカレイです。
1911年(明治44年)7月16日 - 鉄道院が頭成駅(かしらなりえき)として現位置から約200m亀川駅寄りに開設。
1926年(大正15年)8月1日 - 現位置に駅移転し頭成駅から豊後豊岡駅(ぶんごとよおかえき)に駅名変更。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 フト
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 430人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1911年(明治44年)7月16日
備考 業務委託駅
* 1926年に現在地に移転。同時に頭成駅から改称。