植木駅(うえきえき)は九州では有名なスイカの産地、熊本県熊本市北区植木町鐙田にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅です。平日の朝上りに1本だけ、当駅どまりの列車が設定されています。
周辺には集落が点在しているが植木町の南方外れであり、旧町役場のある中心市街地からはかなりの距離があり賑わいはない場所です。
開業時の地名(山本郡植木町)が由来。
古くは「森のある台地上の里」を表す「上村森(うえきもり)」と読まれ、古代から交通の要所だったと言う。その「上村(うえき)」がいつしか「植木」に転化したものが今の地名になったと言われる。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は平屋のコンクリート造駅舎です。互いのホームは跨線橋で連絡している。当駅で普通列車が特急列車などの待避をする事がある。廃止された山鹿温泉鉄道が分岐し当駅から熊本駅まで山鹿温泉鉄道の気動車が乗入れていた。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、日中は窓口も営業しています。POS端末・簡易型自動券売機が設置されています。広い待合室には。FRP製の椅子が設置されています。
のりば
1 ■鹿児島本線(下り) 熊本・八代方面
2・3 ■鹿児島本線(上り) 大牟田・鳥栖・博多方面
1891年(明治24年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が開設。
1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管。
1917年(大正7年)12月12日 - 鹿本鉄道(後の山鹿温泉鉄道)植木 - 肥後豊田間開業。
1957年(昭和32年)7月26日 - 水害被災により山鹿温泉鉄道植木 - 植木町間運転休止。
1965年(昭和40年)2月4日 - 山鹿温泉鉄道全線廃止。
1976年(昭和51年) - 貨物取扱休止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
2012年(平成24年)12月1日 - 交通系ICカードSUGOCA対応。
電報略号 ウエ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1891年(明治24年)7月1日
備考 業務委託駅