久米田駅は、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅で快速が停車しない駅の中では杉本町駅、津久野駅、上野芝駅に次いで、富木駅以南では最多です。大阪府岸和田市大町にある駅です。駅の南東には行基が創建したと伝えられる久米田寺が立地し、同じく行基により開墾された久米田池をはじめとして多数のため池が散在します。
駅舎のある東側は、駅前から久米田寺の参道となる商店街が東伸している。西側は田畑や住宅地が広がり、800m程で国道26号に至る。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。木造駅舎で奇抜な屋根の塗り分けが特徴的です。保線用の線路の分岐はあるが、絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅舎は和歌山方面行ホームの天王寺寄りにあり、反対側の天王寺方面行ホームへは跨線橋で連絡しています。
便所は改札内にあり、男女別の水洗式。以前は男女共用であったが、跨線橋へのエレベータ設置工事に合わせて増改築されました。きっぷ売り場では券売機は3台。みどりの窓口も設置されています。
和泉府中駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる。
久米田駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 ■阪和線 下り 熊取・関西空港・和歌山方面
2 ■阪和線 上り 鳳・天王寺・大阪方面
上下ホームの外側には、引き込み線が延びています。
1930年(昭和5年)6月16日 - 阪和電気鉄道の和泉府中駅 - 阪和東和歌山駅(現・和歌山駅)間延伸により開業。
1940年(昭和15年)12月1日 - 南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる。
1944年(昭和19年)5月1日 - 山手線が国有化され、国有鉄道阪和線の駅となる。
1955年(昭和30年)3月 - 駅舎改築。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始
電報略号 クメ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 6,885人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1930年(昭和5年)6月16日
備考 直営駅
みどりの窓口 有