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海上自衛隊呉史料館 ゆうしお型潜水艦の「あきしお」 (SS-579)

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海上自衛隊呉史料館(かいじょうじえいたいくれしりょうかん JMSDF Kure Museum)は、広島県呉市にある海上自衛隊の広報を目的とした施設で、愛称は「てつのくじら館」。2007年4月5日より一般公開されていて、入館料は無料である。

展示内容
海上自衛隊の歴史や装備品の紹介などが展示されており、1階部分では海上自衛隊の歴史について、2階では機雷の脅威と掃海艇の活躍、3階では潜水艦の活躍について、実物・模型・絵図や映像などの資料を用いて紹介している。

展示の目玉は国内では初めてとなる実物の潜水艦の屋外展示で、この潜水艦は実際に海上自衛隊で就役していたゆうしお型潜水艦の「あきしお」 (SS-579) である。「あきしお」は2004年3月に除籍となった後、展示用に内部機器の交換や汚れを落とすなどし、2006年9月24日から26日に建設中の呉史料館への搬入が実施された。この様子はマスコミでも報じられ、巨大な船体などは関心をよんだ。この「あきしお」は展示の一環として艦内にも入ることができるが、公開されているのは発令所のある甲板のみであり、船殻や艤装は防諜の処置をしている他、案内係員が監視をしている。「あきしお」の錨や推進器(スクリュープロペラ)など、一部は防諜上ダミーのものに差し替えて展示されている。

所在地
広島県呉市宝町5-32
斜向かいに呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)が、北隣にゆめタウン呉がある。

アクセス
電車で
JR呉線呉駅の改札口を出て連絡通路(もしくは営業時間内に限ってゆめタウン呉内を突っ切る)を徒歩約5分
フェリー等で
呉中央桟橋から徒歩約1分
自家用車・バイクで
岡山方面から
山陽自動車道高屋ジャンクション→東広島呉自動車道馬木インターチェンジ→国道375号→東広島呉自動車道黒瀬インターチェンジ→東広島呉自動車道阿賀インターチェンジ→国道185号
山口方面から
山陽自動車道広島東インターチェンジ→広島高速1号線→広島高速2号線→広島呉道路
松江方面から
国道54号→国道375号→東広島呉自動車道黒瀬インターチェンジ→東広島呉自動車道阿賀インターチェンジ→国道185号
国道54号→中国自動車道三次インターチェンジ→広島北ジャンクション→広島自動車道広島ジャンクション→山陽自動車道広島東インターチェンジ→広島高速1号線→広島高速2号線→広島呉道路


トヨライト三輪車G型 90CC 1952年

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DT型90CC(1952年)のバイクモーターを転用した荷物運搬用の軽自動車で、前2輪、後1輪という特殊的な車両で設計された「不安定な二輪車に荷物を積む事は交通量の少ない昔の事で、現在のスピーディーな商売のサービスには、理想のトヨライト号をおおすめいたします。」と紹介された。

積載量は100KGでで、前に荷台があるため、常に荷物に目が届く安心感があり、足踏みペダル付きで急な坂道も登れた。荷台側面を店の看板として利用すれば広告塔も兼ねる実用的な能率車となり、新たな試みとして認められたが、需要が少なく100台あまりで生産は中止された。

エンジン
型   式 : 強制送風式空冷単気筒二行程
内径X行程: 50X45
容   積 : 88.4cc
圧 縮 比 : 7:1
最高馬力 : 3HP/4200r.p.m
タンク容量 : 1ガロン
燃料消費量: 200km1/G.
クラッチ  : 乾燥単板ハンドルレバー式
始動方式 : キックスターター及び足踏式 

特徴紹介文
① 免許証は軽二輪車の免許証で運転出来ます。キックスターターも装備して有りますから始動が迅速です。
② 自動車式の前輪操向装置で実に安定があります。其の上構造が簡単ですから、5分間の練習で実働に乗り廻せます。
③ 商品見本は勿論軽量物の配達に理想的で、車体が変わって居るだけに御店の宣伝に大役を果たします。
④ 二輪車とちがって常時安定して居ります、市内での乗り降りが便利と同時に交叉点での操作が非常に楽です。
⑤ 荷箱が前にあります、外国では荷物を前に積みます、荷を落とす心配もなく合理的です。


⑥ 操縦の楽しみと同時に、御商売に実が入ります。確実に御使用の日から御店の成績が三倍に増加します。
⑦ 三輪全制動装置で安全ですから安心して運転できます。足踏ペタルも装備して有りますから急坂路も楽々と登ります。
⑧ 実用性と耐久性で皆様の信頼を戴いて居るトヨモーターのDT型を、動力に装置して有りますから、故障も無く経済的に申し分有りません。どんなご商売にも向く軽三輪車です。  

市辺駅(近江鉄道八日市線)

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市辺駅(いちのべえき)は、滋賀県東近江市市辺町にある近江鉄道八日市線の駅。駅は安土町との境界付近の集落に位置しています。

朝夕は通勤通学客で賑わう駅です。

相対式2面2線の地上駅。駅舎は小さなこぢんまりとした木造駅舎。

待合室は狭く木製の長椅子を1脚とゴミ箱のみ設置されています。案内上ののりば番号は割り当てられていない。

駅舎の反対側のホームは、普段は上り方面(八日市方面)電車ののりばであるが、上下方向に発車、入線可能であるため、八日市線内で事故が発生したときや回送電車の折り返しに使われることがある。

ホームには誘導ブロックのみで列車接近装置はありません。

ホーム間は構内踏切で結ばれています。上りホームには、長めの上屋がありその下には長椅子が整備されています。

現在は終日無人駅である。駅入り口から駅まではスロープが設置されています。

もともとは木造駅舎の有人駅(1面1線の地上駅)であったが、1996年に2面2線に配線が変更され、その時に建設された小さな待合室と改札口が残っている。


1913年(大正2年)12月29日 湖南鉄道の駅として開業。
1927年(昭和2年)5月15日 琵琶湖鉄道汽船に合併され、同社の駅となる。
1929年(昭和4年)4月1日 八日市鉄道に譲渡され、同社の駅となる。
1944年(昭和19年)3月1日 近江鉄道に合併され、同社の駅となる。

駅周辺
東近江市立船岡中学校
国道421号
万葉の森船岡山


所属事業者 近江鉄道
所属路線 ■八日市線(万葉あかね線)
キロ程 3.0km(八日市駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式2面2線
乗車人員
-統計年度- 193人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1913年(大正2年)12月29日

ホンダ オデッセイ 3代目 RB1/2型(痛車ましろ色シンフォニー)

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オデッセイ(Odyssey)は、本田技研工業が生産、販売する上級ミニバンである。

1994年に初代モデルが発売され、現行型は5代目である。ホンダが提唱した「クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)」の第1弾として発売された初代から現在までヒットを続けており、ホンダの基幹車種のひとつに位置付けられている。

当時のホンダは、いすゞ自動車からビッグホーンのOEM供給を受けホライゾンとして細々と販売していた程度で、「RVを持っていないのが致命的」と言われるほどセダン・クーペ以外の車種展開に出遅れ、業績が低迷していた。
そんな中、開発費の厳しい制約からアコードのプラットフォームを用いて開発を行ったオデッセイは、発売間もなく同社の業績を回復させるほどの大ヒットとなり、同時期に販売されていた他社の類似車種と共に低ルーフミニバンブームの火付け役となった。ボディサイズをアコードと同じ生産ラインに流せる限界のサイズとし、当時のワンボックスカーでは常識であった後席スライドドアを採用できなかったことが逆に従来の多人数乗用車にない感覚を生み、日本での大ヒットに繋がったとされる。
乗用車ベースのミニバンとしてセダン同等の運動性能を持つほか、3代目以降は「低床」「低重心」をキャッチコピーとし、なおかつセダンよりも広い室内空間を売りにしている。また、初代 - 4代目までは一般的なセダン型乗用車と同様、前ヒンジドアを採用していたが、5代目モデルではエリシオンとの統合による更なる低床化と車高アップに伴い、両側スライドドアに変更された。
3列目シートの床下収納機構がシリーズ通しての特徴で、3代目では電動格納式(一部グレードに標準装備またはオプション設定)のものも採用されていた。

かつてはトヨタ自動車のエスティマをライバル車種としていた。エリシオンの後継車種となった5代目からは、ホンダの最高級ミニバンとして、ヴェルファイアとアルファード、日産自動車の最高級ミニバンエルグランドをライバル車種としている。しかし、価格帯ではヴェルファイア、アルファード、エルグランドよりも下に位置するためエスティマもライバル車種となる。

3代目 RB1/2型:2003年10月17日、フルモデルチェンジを発表(発売は10月24日)。新開発の低床プラットフォームにより、ミニバンとしては異例である機械式立体駐車場へ入庫可能の1,550mm(四輪駆動車は1,570mm)内に全高が収まり、車名ロゴが初代から継続されていた「ODYSSEY」から「OdyssEy」に変更された。目標月間販売台数は5,000台。
エンジンは、アコードなどと共通のK24A型(標準:160PS、アブソルート:200PS)の2種類のみとなり、先代まで続いたV6エンジンを搭載した「プレステージ」を廃止した。「アブソルート」のエンジンはボア・ストロークは他仕様と同一であるが、プレミアムガソリン仕様に改められた上で圧縮比が高められている。トランスミッションは「M」と「L」のFFには7速マニュアルモード付CVTを、「アブソルート」や「S」および「M」「L」の4WD車には5速ATを搭載。また、上級グレードにはオプションで4代目アコードワゴンに採用されている電動式リアテールゲートが装備され、「L」には電動格納3列目シートが標準装備された。乗員定数は7人乗りのみ。タイヤ・ホイールは「アブソルート」が前後17インチホイールを、その他のモデルは前後16インチホイールが装着された。
ミニバンとは異なる運動性能やスポーティなデザインから、若年層やホンダが過去に生産していたスポーツモデルからの乗り換えユーザーに人気を博した。その一方で全高の低さに起因する開放感のなさを敬遠する向きもあり、当代モデルのキープコンセプトとして登場した4代目では、モデル末期頃における販売台数低下の原因ともなった。
タレントの所ジョージが、自身がトータルコンセプターを務める月刊誌「デイトナ」誌上の企画において、前期型をベースにデザインをシェルビー・コブラに似せた「ファミリーコブラ」と呼ばれる車両を製作した。その後、この車両は2007年に大阪オートメッセのホンダブースにて展示された。


ホンダ・オデッセイ(3代目)RB1/2型
製造国 日本の旗 日本中華人民共和国の旗 中国
販売期間 2003年10月 - 2008年10月
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドア ミニバン
エンジン K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC
駆動方式 FF / 4WD
最高出力 160PS/5,500rpm
最大トルク 22.2kgf·m/4,500rpm
変速機 CVT / 5速AT
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,765mm
全幅 1,800mm
全高 1,550-1,570mm
ホイールベース 2,830mm
車両重量 1,610-1,760kg

ましろ色シンフォニー
『ましろ色シンフォニー -Love is pure white-』(ましろいろシンフォニー ラブ・イズ・ピュア・ホワイト)は、日本のアダルトゲームブランドぱれっとから2009年10月30日に発売されたパソコン用恋愛アドベンチャーゲーム。ぱれっとの第9作目で、「ましろ色」「ましフォニ」などと略される。英語ではMashiroiro SymphonyまたはPure White Symphony。
2011年6月30日には、COMFORTよりPlayStation Portable版『ましろ色シンフォニー *mutsu-no-hana』(ましろいろシンフォニー むつのはな)が発売された。

ごく普通の中流家庭の人々が住む「新市街」と、裕福層が主に暮らす「旧市街」の2つの区域から成る町「各務台(かがみだい)」。

新市街に住む少年「新吾」が通っている「私立各務台学園」が、経営難に陥ったことで旧市街の名門女学校「私立結姫(ゆいひめ)女子学園」、通称「結女(ゆいじょ)」への統合が計画された。

試験期間として設けられた仮統合前日、選抜生徒のメンバーとなった新吾は、いつもの様に迷子になった妹の「桜乃」を迎えに行き、彼女を連れた少女「愛理」と出逢う。

仮統合初日、桜乃、親友の「隼太」と共に結女に向かうと、学園統合に強く反対する愛理と偶然再会する。彼女の影響で新吾をはじめ男子たちは学校に馴染めずにいた。しかしそれでも、世話好きなメイド少女「アンジェ」、優しい上級生の「みう」、クラスメイトの「紗凪」、演劇部のエース「結月」(PSPゲーム版のみ)とも知り合い親しくなっていく。その後、愛理と共にクラス委員長になったことで偶然にも彼女の秘密を知り、彼女とも打ち解けることが出来た。統合が進む中、新しい学園生活を送る新吾。そこで出逢った彼女たちとの「こいのいろ」は。

20TON レール運搬トロリーMC0649 型・軌道モータカー(JR九州)番号1129 型式 MR786

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モーターカーとは、(牽引車)レール・バラスト・枕木などを現場に運ぶためのトロッコを牽引する機械である。

主に鉄道の保守作業に使用される小型の自走する動力付きの鉄道車両の一種である。日本では法規上は車籍のない作業用の「機械」扱いで「鉄道車両」ではない。アメリカでは、人を運ぶ小型のモーターカーをSpeeder(スピーダー)と呼ぶ。


この保守作業にもいろいろな工程があり、バラスト突き固め、バラスト更換、道床整形・締め固め、レール交換、レール削正、といった段取りがあります。それぞれ用いる機械も異なります。

保線(ほせん)とは、鉄道や軌道の線路の保守を行うことをいう。鉄道(軌道も含む)の線路は、重量のある列車が走行するうちに軌道の変位・レールの摩耗が生じる。これを放置しておくと乗り心地や走行安定が悪くなり、さらに進行すると脱線の原因になるため、定期的に保守を行い、規定の状態を維持することで安全性を保つ。この一連の流れを保線という。なお、保線作業に用いる資材や車両を留置させておく基地を「保線基地」・「保守基地」「基地線」などという。


試験車(東日本旅客鉄道(JR東日本)のEast iなど)による計測データや、線路を歩いて見て検査点検し、不良箇所の判断判定を行って修繕計画を立てて、材料等を購入運搬し、修繕作業を行う。主な作業は、軌道の変位(軌間・通り・高低・水準・平面性等)の修正・レールの交換・バラスト(砂利)の入れ替え、踏切の修繕、枕木の交換、犬釘・ボルト・絶縁材などの交換などがあげられる。

広義には、直接の軌道設備以外にも、信号設備や架線など電車線路(電路)関係・トンネル壁面・橋梁の保守まで含まれる。

保線は重労働が多く、作業の様子から、日本国有鉄道(国鉄)は保線区の浴場を「鍛冶湯」と呼んでいた。現在でも重労働は残るが、以前と比較するとかなり機械化されてきている。

軌道の高低を直す作業(むら直し)を例に挙げると、かつてはビーター(ツルハシの片方が平べったく、先が扇状になっている物)を用いて、枕木の周囲のバラストを掻き出した後、ビーターで枕木の下にバラストを詰め込むことで整正していた。今では電動式のタイタンパーの振動でバラストを枕木の下に詰め込むことで整正している。工事区間が長い場合は、大型重機にタイタンパーを取り付けた特殊車両や、マルチプルタイタンパーが出動する。ただしこれらを使用する際は保守用車・軌陸車の使用手続と、その操縦者、場合によっては誘導員も手配する必要があるなど手間がかかるため、基本的にはタイタンパーを使用する例が多い。
レール交換など大規模な保線作業開始前には線路閉鎖などの手続を取る。このため輸送指令などに保線作業実施についての報告・連絡などを行う線路閉鎖責任者が必要である。また線路閉鎖の手続をしないで列車を運行しながら保線作業を実施する場合もあり、この場合は列車見張員を配置し、作業員の安全を確保している。列車見張員はダイヤ確認と目視による現物確認を基本とするが、補助的に列車接近警報装置を使う場合もある。また、カーブなどで見通しが悪く作業現場から接近する列車の目視確認が困難な場合は、中継の見張員を配置して、列車接近時に安全な待避余裕距離を確保することが求められている。
待避不良による運転支障事故や触車事故防止のため、列車が作業現場を通過する5分前もしくは列車接近時には、列車見張員の笛の吹鳴と警告歓呼により作業員は一斉に作業をやめ、安全地帯(建築限界外)に待避する。その際に線路内に作業道具など列車の運行に支障するものが残っていないか確認を行う。待避が完了すると見張員は旗を掲げる、もしくは旗を振り(夜間の場合は照明を使用)、作業員は片手を水平(会社によっては斜め上)に伸ばしながら列車を注視する(列車を確認し、待避が完了していることを運転士に知らせるため)。通過する列車は、見張員の待避完了の合図を確認した時点で、警笛を一声吹鳴する。列車の編成が完全に通過し、安全であることを確認した後、作業に戻る(見張員の動作等は各鉄道会社により取扱が違う)。
ちなみに列車見張員の資格は社内資格であるが、社内での試験内容等の扱いは会社によって異なる。しかし、請負業者社員等が列車見張員の資格を取る場合は日本鉄道施設協会による受講等を受けて合格をしなければならない。
大規模な作業の場合は線路閉鎖を行う関係から、終電から初電の深夜・未明に行う場合がほとんどであるが、路線によっては(並行する他社私鉄路線やバスによる振替輸送が可能な場合)「リフレッシュ工事」などと称して、朝ラッシュ終了後から夕刻時の日中に列車を運休して保線作業を行う場合がある。
またJR西日本においては年に数回、「保線運休」と称して、保線作業のため日中運休とする路線も存在する。

2013年9月19日に函館本線・大沼駅で発生した貨物列車の脱線事故では、現場の軌間が拡大していたほか、北海道管内で不適切な保線(軌道の軌間変位を放置など)の事例が多数発覚した。

用途
資材運搬、人員輸送、保守、点検に用いられ、資材を積んだ小型貨車を牽引する場合もある。近年では編成化された小型貨車の先頭の遠隔操縦用の運転台からの操作でプッシュプル運転が可能な車両も存在する。車体は警戒色として黄色系統に塗装されている場合が多いが、東海旅客鉄道(JR東海)の濃淡ブルーや、近畿日本鉄道の薄緑色など、近年では黄色以外の塗装も多くなっている。走行用の動力(原動機)は、古くはガソリンエンジンが主流であったが、現在ではディーゼルエンジンが主流で、空気圧縮機や、作業用にPTO経由で油圧ポンプを駆動するものもある。車両によっては車体中央に自車昇降用油圧式ジャッキを持ち、自車をジャッキアップした後に車体を手動もしくは自動で旋回させてその場で方向転換させることが可能である。

取扱い
日本では法規上の「鉄道車両」ではなく、線路上を自走する保線用機械の一種という扱いである。そのため、運転者の動力車操縦者免許は不要であり、保線係員等の免許不保持者などでも操縦が可能なため、作業にあたり同資格の取得や専門運転者の別途手配の必要がない。ただし、機械扱いであるため、最高速度は45km/hに制限されている上、本線上を走行させる場合は線路閉鎖を前提とする。また、軌道回路に影響を与えないよう車輪は電気的に絶縁構造となっており、軌道回路を用いた列車検知装置や自動踏切等には反応しない(但し、排雪用の機種などで作業の必要上、軌道回路に反応するようにしているものもある。後述)。このため走行に当たっては、線路閉鎖の手続きのみならず、在線状況の確認や分岐器の進路転換の際運転指令所や信号扱所との慎重な打合せを要し、踏切も手動で作動させる等[4]、特別な取扱いが必要である。

貨車移動機と混同されることがあるが、モーターカーは保線作業用動力車であり、貨車移動機は貨車の入換用動力車である。また、貨車移動機は信号等に反応するよう車輪は絶縁車輪ではなく通常の車輪を使用している。共通の基本設計に基づいて製作されたモーターカーと入れ替え用小型機関車も存在するが、仕様は明確に区別されている。

主なメーカーは北陸重機工業や松山重車輌工業、NICHIJO、新潟トランシス(旧富士重工および旧新潟鉄工)などである。

名称 軌道モータカー
型式 MR786
車体寸法 全長 7,900 mm
全幅 2,637 mm
全高 3,658 mm
重量 18,000 kg
エンジン定格出力 183.9kW/2,000min-1
排出ガス対策 第二次基準適合
搭載装置 脱線復旧アウトリガー
13kVA発電機
シンクロブレーキ
保守用車ATS
ドライブレコーダー

レール運搬
名称 20tonレール運搬トロリー
2台1編成として軌道モータカーの牽引によって走行します。
クレーン装置により、25m定尺レール運搬、PCマクラギ運搬、その他の材料運搬に活躍します。
型式 MC0649
車体寸法 全長 2,660 mm
全幅 2,491 mm
全高 3,470 mm
重量 20,000 kg
搭載装置 クレーン
電気チェーンブロック
回転台
安定キャッチ

 

(販売元):JR九州エンジニアリング(株)【旧:(株)ケイ・エス・ケイ】
本社所在地
福岡市博多区博多駅前1丁目11-27峰ビル5F
創業
1955(昭和30)年3月
設立
1971(昭和46)年4月
資本金
1億円
従業員
1,370名(2018年7月1日現在)
事業内容
(1)車両事業
   ○鉄道車両の検査、修繕、運転操作
     JR九州(新幹線、在来車両)、福岡市地下鉄、北九州モノレール他
   ○車両設計・製作・改造
     JR九州D&S列車(各種観光列車:ななつ星in九州、或る列車、ゆふいんの森、SL人吉 など)
(2)機械事業
   ○駅の機械設備保守
     出改札装置(自動改札機、自動券売機)、エスカレーター、エレベーター など
   ○空調、給排水工事、機械器具設置工事等の設計・施工管理
     JR九州関連施設など
   ○保線機械の検査、修繕
     軌道モータカー、レール削正車、マルチプルタイタンパー など
   ○ビル設備管理
(3)事業開発
   ○精密機械製作
     車輪旋盤、車輪転削盤等、鉄道車両修繕用機械の製作
(4)セミコン事業
   ○半導体、液晶ディスプレー製造設備の据付、メンテナンス

沿革
1971年
西日本交通機械(株)設立
1989年
九州旅客鉄道(株)が筆頭株主となる
1990年
商号を(株)ケイ・エス・ケイに改称
1991年
古賀事業所開設
1996年
セミコン事業部発足
2001年
本社を福岡市へ移転
2004年
橋本事業所開設
2010年
新幹線熊本車両事業所開設
2015年
株主が九州旅客鉄道(株)一社となる
2016年
長崎支店開設
2017年
沖縄駐在開設
2018年
(株)ケイ・エス・ケイとJR九州メンテナンス(株)の間で吸収分割を実施 社名変更によりJR九州エンジニアリング(株)となる。

(製造メーカー):松山重車輌工業株式会社
事業の種類 鉄道用軌道車輌・保線機器の製作・改造・修理、各種産業用車輌・機器の製作・改造・修理
資本金 90,000千円
従業員 70名
面積 本社工場 総敷地:16,497m3
敷地建物 事務所:704m3
工場:4,195m3
合計:4,899m3
営業品目 ・鉄道線路保守用作業機械器具製造販売
・各種プラント製造販売

中郡停留場(鹿児島市電唐湊線)

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中郡停留場(なかごおりていりゅうじょう)は、鹿児島県鹿児島市郡元一丁目にある鹿児島市電唐湊線の電停。使用する系統は鹿児島市電2系統のみである。停留場の周囲は住宅地が広がっています。

2面2線の相対式ホーム。地上駅。両ホームとの行き来は電車が通過中でない限りいつでもできる。
両のりばとも車椅子及び電動車椅子の使用はホーム幅が規定に足りないため不可。
無人駅で、乗車券などの販売は行っていない。停留所入口へは横断歩道から車止めを回り込んでホームに連絡する標準形式です


のりば
1番のりば
2系統 - 郡元方面
2番のりば
2系統 - 鹿児島中央駅前、天文館、鹿児島駅前方面
ホームに上屋が設置されています。

周辺
鹿児島大学教育学部附属小学校
鹿児島市立中郡小学校
歴史
1959年12月20日 - 鹿児島市交通局により設置される。

中郡電停
Nakagōri
◄純心学園前 (0.3km)(0.5km) 郡元►
所在地 鹿児島県鹿児島市郡元一丁目
北緯31度33分54.08秒 東経130度32分42.19秒
駅番号 口19
所属事業者 鹿児島市交通局
所属路線 鹿児島市電2系統
(線路名称上は唐湊線)
キロ程 5.2km(鹿児島駅前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1959年12月20日

 

国鉄12系客車

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国鉄12系客車(こくてつ12けいきゃくしゃ)とは、日本国有鉄道(国鉄)が1969年(昭和44年)から1978年(昭和53年)まで、合計603両を製造した急行形座席客車のグループである。
当初から冷房装置を搭載し、さらに自動ドアの客車初採用などの改良で旅客サービスや安全面の向上に大きな成果を挙げた。その他にも客車初の分散ユニット型電源システムによる電源供給の効率化が図られ、2段式ユニット窓やFRP部材の採用などでコストダウンをも図るなど、多くの技術面でその後の国鉄客車の基本となった車両である。
当初は、1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)輸送を念頭に、臨時列車・団体列車を含めた波動輸送用車両として製造された。
当時は動力近代化計画の進展によって、電車・気動車が旅客輸送の主力となっていた時期であるが、あえて客車として製作された理由は以下のとおりである。

臨時列車や団体列車などは多客期のみの運転であり、閑散期には車両を車庫で留置しておかざるを得ない。このような用途に動力装置を持つ電車・気動車を増備することは、製造・保守のコストがかかる。
当時、戦前に製造された客車(スハ32系・オハ35系など)が多数在籍していたが、その老朽化による車両自体の取り替え需要が生じてきた。急行列車向けのボックスシートの座席客車は、10系客車のナハ11形・ナハフ11形が1959年(昭和34年)に製造終了して以来、増備されていなかった。1960年代中期以降、急行用電車・気動車においては普通車の冷房化が始まっており、客車についても時代の傾向に応じる必要があった。
12系では、暖房は客車側の電源設備で対応することによって、牽引する機関車を選ばない車両として開発された。一方で、多客時は貨物列車の運転が減少するため、貨物用の機関車を活用することをも目的とした。


概要
冷暖房手段を機関車に依存せず、分散式のユニットクーラーと電気暖房装置を全車両に設置し、電源としてディーゼル発電機を緩急車スハフ12形の床下に設置した。暖房用ボイラーや電源供給装置を持たない貨物用機関車でも常時牽引できるようになったので、貨物列車の運転が少ない時期に機関車の有効活用が可能になった。ただし、照明や放送装置などのサービス電源は、旧形客車同様に車軸発電機からの電源で賄っている。

車体は、在来客車の設計概念を脱却し、急行形電車の設計を基本的に踏襲して車体幅を約10cm拡大、2.9m級となった。また、車体長も20.8m(全長21.3m)に拡大して座席間隔を1,580mmに広げ、腰掛自体も人間工学を考慮した形状改良を行っている。当初は設計コストを抑えるために165系の図面を流用して製造することも考えられた。
全車に空気バネ台車を標準装備(新開発のTR217系台車)。乗り心地を改善した。
新開発のCL形応荷重機構付自動ブレーキ装置の採用。ブレーキシュー材質は、従来の鋳鉄に代わり、高速域からの安定した制動力が得られるレジンシューに変更。併せて自動ブレーキ機構は、従来の滑り弁(A制御弁)をやめ、よりメンテナンスフリーで作動迅速なゴム膜板を使用した三圧式制御弁(KU1制御弁、C17ブレーキ制御装置)に変更。通常の自動ブレーキ配管・空気圧で、従来の客車より15kmプラスの最高速度110km/h運転が可能となった。
国鉄客車としては初めて自動ドアを採用。電車・気動車並みの安全性を確保した。
2段式のユニット窓を初めとする合理化された構造を随所に取入れた。同時期の電車や気動車にならったもので、生産性や整備性を改善している。
塗色は、車体全体を20系より明るい青20号に、クリーム10号の2本帯とした。なお、屋根は灰色1号だが、のちにねずみ色1号に変更。
普通車のみの製造であるため、存在しない荷物車・グリーン車・寝台車など従来形式の客車と混結して運用することを想定し、蒸気暖房の引き通し管および電気暖房の引き通し線を装備している。このため、機関車と旧形客車の間に本系列が連結された場合でも、旧形客車への暖房供給が可能となっている。
これらの要素は、それ以前の旧形客車や10系、20系とは一線を画すもので、12系以降に登場した特急用の14系・24系客車にも、その多くが踏襲されている。また同時期に登場したキハ65形気動車にも、12系の基本設計が流用されている。

形式
12系客車の新造形式は、スハフ12形・オハフ13形・オハ12形の3形式のみではあるが、製造時期によって仕様は異なる。さらに国鉄末期には、大量に発生した余剰車をベースに、普通列車仕様化やジョイフルトレインへの改造、また民営化以降はアコモデーション改善・改造などが行われ、形式・番台区分が一層細分化されている。


スロフ12形・オロ12形0番台
「アイランドエクスプレス四国」が好評だったため、ジョイフル車両第2弾として1988年5月、波動輸送用として四国旅客鉄道(JR四国)高松運転所に配置されていた12系のうち、スハフ12形2両 (3・6)、オハ12形4両(5・6・9・10)の計6両に対して車内設備のハイグレード化を実施したもの。竣工が早かったスハフ12形2両(3・6)と、オハ12形1両 (10) は改番なし、塗装変更なしで一旦出場したものの、残り3両が出場した時点では、全車普通車からグリーン車に用途変更され、赤帯が青帯となって出場したが、番号は「ハ」を「ロ」に変更したのみである。オロ12 6・9は、固定窓で車内がカーペット敷きとなり、他の4両は座席がシートピッチ1400mm、2+1列配置、読書灯・足置き付きのリクライニングシートに取り替えられた。
1988年(昭和63年)4月、JRグループ発足1周年を記念した列車「JR1周年記念号」にアイランドエクスプレス四国が使用された。しかし当編成のみでは定員不足になってしまうため、増結用にスハフ12 3が、塗色をアイランドエクスプレス四国色に変更の上、スロフ12 3として使用された。高松 - 琴平 - 広島 - 高松間を走行(営業は琴平 - 広島間)した後、すぐに元の色(赤帯のJR四国色)へと戻された。車内は、座席がシートピッチ1400mm、2+1列配置、読書灯・足置き付きのリクライニングシートになっていた。


2018年4月1日現在、東海旅客鉄道(JR東海)・四国旅客鉄道(JR四国)・九州旅客鉄道(JR九州)においては全廃され、東日本旅客鉄道(JR東日本)に14両、西日本旅客鉄道(JR西日本)に8両の計22両が在籍する。
また、わたらせ渓谷鐵道で2両、秩父鉄道で4両の譲渡車が使用されている。いずれも臨時列車・団体列車に用いられる。2011年には2010年に廃車されたJR四国の4両(オロ12 6・9、スロフ12 3・6)が若桜鉄道に売却され、7月1日から7月3日にかけて甲種輸送が行われた。2016年9月には廃車扱いされたJR四国の2両(オロ12 5・10)が東武鉄道へ譲渡された。

JR東日本には、高崎車両センター高崎支所にオハ12 366・367・368・369、スハフ12 161・162、オヤ12 1の7両と、新潟車両センターに「SLばんえつ物語」に専用化改造された7両(オハ12 313・314・315・316・1701、スハフ12 101、スロフ12 102)が配置されている。
JR西日本には、網干総合車両所宮原支所に原型車6両(一部車両を「SL北びわこ号」で運行、オハ12 341・345・346・352、スハフ12 129・155)、後藤総合車両所に「奥出雲おろち号」用の2両(スハフ12 801、スハフ13 801)が配置されている。 2016年7月5 - 6日の2日間に掛けて、マロフ12 851・852の2両が吹田総合車両所に回送され、2016年9月5日付で廃車された。オロ12 851・852も2016年11月17日付で廃車されている。残るオロ12 853・854も2018年3月31日に廃車され、和式客車「あすか」用も全廃となった。
過去には、下関総合車両所新山口支所に「SLやまぐち号」用の6両(オハ12 701・702・703、スハフ12 36・702、オハフ13 701)が配置されていたが、オハフ12 701・702・703、スハフ12 702、オハフ13 701が2017年9月7日に下関総合車両所に回送された。下関総合車両所に回送された該当5両は2018年2月26日付で大井川鐵道への譲渡が決定した。スハフ12 36のみ保留となっていたが、他の5両とともに2017年10月27日付で除籍された。

保存車
スロフ12 3、スロフ12 6、オロ12 9 - 若桜鉄道若桜駅(動態・無車籍)
オロ12 6 - 若桜鉄道隼駅

国鉄12系客車
基本情報
運用者 日本国有鉄道
東日本旅客鉄道
東海旅客鉄道
西日本旅客鉄道
四国旅客鉄道
九州旅客鉄道
製造所 新潟鐵工所・富士重工業・日本車輌製造
製造年 1969年 - 1978年
製造数 603両
主要諸元
軌間 1,067 mm
最高速度 110 km/h
車両定員 80人(スハフ12・オハフ13)
88人(オハ12)
全長 21,300 mm
全幅 2,944 mm
全高 3,985 mm
車体 普通鋼
台車 TR217
制動装置 自動空気ブレーキ

 

中洲通停留場(鹿児島市電唐湊線)

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中洲通停留場(なかすどおりていりゅうじょう)は、鹿児島県鹿児島市上荒田町にある鹿児島市電唐湊線の電停。使用する系統は鹿児島市電2系統のみである。

2面2線の相対式ホーム。地上駅。両ホームとの行き来は電車が通過中でない限りいつでもできる。
両のりばとも車椅子及び電動車椅子の使用はホーム幅が規定に足りないため不可。
無人駅で、乗車券などの販売は行っていない。

のりば
停留所入口へは横断歩道からスロープでホームに連絡します。停留所名標にはホーム側に広告が掲示されています。
1番のりば2系統 - 郡元方面

2番のりば
2系統 - 鹿児島中央駅前、天文館、鹿児島駅前方面
軌道敷中央には制御機器らしきボックスが並んでいます。


周辺
鹿児島県立甲南高等学校
中洲通り・曙陸橋 - 武岡トンネルを介して九州自動車道・鹿児島インターチェンジへ通じるため常に激しい渋滞が起こりやすい。

歴史
1950年10月1日 - 鹿児島市交通課により設置される。

中洲通電停
◄都通 (0.2km)(0.3km) 市立病院前►
所在地 鹿児島県鹿児島市上荒田町
北緯31度34分42.2秒 東経130度32分33.1秒
駅番号 口13
所属事業者 鹿児島市交通局
所属路線 鹿児島市電2系統
(線路名称上は唐湊線)
キロ程 3.5km(鹿児島駅前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1950年10月1日

 


出水駅(JR九州新幹線)

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出水駅(いずみえき)は、鹿児島県出水市上鯖淵にある、九州旅客鉄道(JR九州)・肥薩おれんじ鉄道の駅である。在来線時代からの特急停車駅に併設されていました。

九州旅客鉄道(JR九州)の九州新幹線 (鹿児島ルート)が乗り入れており、当駅には「さくら」、または「つばめ」が毎時1 - 2本程度停車する。「さくら」のうち、新大阪駅発着の列車が朝夕を中心に1日に8.5往復停車している。

なお、当駅に停車する「さくら」は熊本駅 - 鹿児島中央駅間は各駅停車となる列車のみで、同区間を速達運転する列車は当駅には停車しない。

肥薩おれんじ鉄道線の駅は八代駅と川内駅のほぼ中間に位置しており、車両基地も併設されているため、肥薩おれんじ鉄道線の拠点駅の一つとして機能している。

当駅を始発・終着とする列車も多く運行されており、JR九州鹿児島本線への直通快速「スーパーおれんじ」「オーシャンライナーさつま」も大半が当駅発着である。


相対式ホーム2面2線を有する高架駅。通過線がなく、安全のために可動式安全柵が設けられている。ガラスを多用し武家屋敷をイメージしたデザインの高架駅です。

切符売場に券売機は3台、指定席券売機が増設されています。


オープンカウンター式みどりの窓口設置の直営駅で、待合室にキヨスクが設置されている。

 

のりば
のりば 路線 方向 行先
11 ■ 九州新幹線 上り 博多・新大阪方面


12 下り 鹿児島中央方面
ホームにはホームドアも設置されています。


駅周辺
JR出水駅側の東口駅前には主だった店舗が存在しない。西口側はかつての国鉄、JR線時代の改札口だったため現在も旅館や食堂の建物があるが、駅前ホテルなどを除いてほとんどが廃業状態となっている。

また、西口側は路線バス乗り場があるほか、西側の徒歩数分の所に大通りがありロードサイドタイプの大型店舗が散見される。東側の国道沿いにはかつては駅前デパートの出水壽屋が存在したが、市街地近郊に次々に開店した大型スーパーなどに圧されて2000年に閉店し、現在はローソン出水ことぶき店と有料老人ホームことぶきに改装されている。

また、デパート跡近くに昔ながらの商店街(出水本町商店街)があるが、こちらも空店舗も多く、寂れて閑散としている。

ツル飛来地 - 観光名所になっていて、特に出水市荒崎の出水市ツル観察センター周辺が有名。
出水麓武家屋敷群 - (東口)
雲海酒造鹿児島工場(出水蔵) - 駅前(東口)
松栄軒 - 駅前(東口)
マルイ食品松尾工場 - 駅前(東口)
本町商店街 - (東口)
有料老人ホームことぶき - (東口)
鶴丸会館ホテル - 駅前(東口)
ホテルウィング・インターナショナル - 駅前(西口)
ホテルロイヤルイン・ステーションプラザ - 駅前(西口)
あしきた(居酒屋)- 駅前(西口)
南国交通出水バスセンター - 駅前(西口)
大豊工業九州工場 - 駅前(西口)
日立金属ネオマテリアル鹿児島工場 - 駅前(西口)
マルイ肥料 - 駅前(西口)
出水市役所 - (西口)
出水税務署 - (西口)
出水警察署 - (西口)
出水警察署 - (西口)
出水箱崎八幡宮 - (西口)


バス路線
路線バスは全て肥薩おれんじ鉄道駅舎側の西口から発着している。

南国交通
エアポートシャトル
高尾野駅・野田駅・阿久根駅・阿久根市役所前
宮之城駅・鹿児島空港
出水・天草ロマンシャトルバス
だんだん市場前・指江・温泉センター・蔵之元港


路線バス
高尾野駅・野田駅・阿久根駅・佐潟口
米ノ津新町・水俣駅前・水俣車庫
出水本町
米ノ津新町・折口駅前・脇本・だんだん市場前・鷹ノ巣本町・長島町役場・平尾・火ノ浦(火ノ浦行きは土休日夕方1便のみ)
警察署前・市役所前・米ノ津新町・出水総合医療センター(平日朝1便のみ)
米ノ津新町・折口駅前・脇本・黒之浜(平日夕方1便のみ)
出水ふれあいバス
市内各地


その他
出水駅と鹿児島空港とを結ぶ連絡バスがある。また2010年10月から天草島の連絡を取る為に出水駅と長島町の蔵の元港を結ぶ連絡バス運行されている。
かつては駅前から国鉄バス・ジェイアール九州バス北薩線(米之津港(米ノ津港)~出水駅~宮之城~鹿児島駅)や出水市内線(出水駅~宇津野々)が運行されていたが、1996年8月31日の運行を以て廃止された。


1923年(大正12年)10月15日 - 鉄道省が開設。
1927年(昭和2年)10月17日 - 湯浦駅 - 水俣駅間が開業し八代駅 - 川内駅 - 鹿児島駅間が鹿児島本線に編入される。
1949年(昭和24年)6月1日 - 公共企業体である日本国有鉄道が発足。
1929年(昭和4年)5月 - 出水機関区が発足。
1951年(昭和26年)3月 - 木造駅舎解体。国鉄・JR九州時代の鉄筋コンクリート製駅舎が竣工。
1970年(昭和45年)10月1日 - 鹿児島本線全線電化開業に伴い蒸気機関車の運行が終了。同時に出水機関区所属の機関車の配置が無くなる。
1971年(昭和46年)2月1日 - 出水機関区廃止。同時に出水運転区に改組。
1981年(昭和56年)6月2日 - 出水製紙出水工場閉鎖のため、出水製紙専用線廃止。
1982年(昭和57年)11月15日 - 米ノ津港専用線(出水 - 米ノ津港)廃止。
1984年(昭和59年)2月1日 - 専用線の車扱貨物を含む全ての貨物取り扱い廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。


1999年(平成11年)6月1日 - 鹿児島鉄道事業部発足に伴い、出水運転区が鹿児島乗務センターに統合され廃止(ただし、運転区の機能は同年9月30日まで残っていた)。
2004年(平成16年)
3月13日 - 九州新幹線の新八代駅 - 鹿児島中央駅間が開業し、停車駅となる。鹿児島本線の八代駅 - 川内駅間がJR九州から肥薩おれんじ鉄道に移管され、在来線駅は肥薩おれんじ鉄道の駅となる。
4月1日 - 肥薩おれんじ鉄道の新駅舎が完成し、改札口と待合室が移転。旧改札口は閉鎖。新築駅舎は鉄道建築協会賞(入選)を受賞した。
2018年(平成30年)3月17日 - 新幹線ホーム(JR九州)の駅員配置を廃止。


JR九州
JR 出水駅
いずみ
Izumi
◄新水俣 (16.0km)(32.7km) 川内►
所在地 鹿児島県出水市上鯖淵715-6
北緯32度5分22.51秒
東経130度21分30.2秒
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 九州新幹線(鹿児島ルート)
キロ程 210.1km(博多起点)
新大阪から832.4km
電報略号 シス
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線


乗車人員
-統計年度- 1,164人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1923年(大正12年)10月15日


備考 直営駅
みどりの窓口 有
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マツダ・ロードスター初代 NA系(痛車 爆符「メガフレア」)

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ロードスター(Roadster)は、マツダが製造・販売するオープンタイプのライトウエイトスポーツカーである。

1989年5月にアメリカで発売された。日本国内では同年8月に先行予約を開始し、9月1日に発売された。当時のマツダは5チャンネル体制を敷いており、その内のユーノス店の第一弾車種として「ユーノス・ロードスター」 の名称で発売された。発売初年には国内で9307台を販売、翌年は世界で9万3626台を販売してスポーツカーとしては大ヒットとなった。
このロードスターの成功を受け、MG(MGF)やフィアット(バルケッタ)、BMW(Z3)、メルセデス・ベンツ(SLK)といったメーカーが中小型オープンカーを発売し、消滅しかけていたと思われていたライトウェイトスポーツカー市場が活性化された。

 

日本国外ではマツダ・MX-5(Mazda MX-5)の名称で販売されている。なお、北米では2代目までマツダ・MX-5ミアータ (Mazda MX-5 Miata)と呼ばれていた。「ミアータ」は古語ドイツ語で「贈り物」「報酬」を意味する。
発売直後から全国でオーナーズクラブが発足し現在も活動を続けている。誕生10周年、誕生20周年に合わせた記念ミーティングがマツダ三次テストコースで開催され、日本全国だけでなくイギリス・フィリピン・タイからもオーナーが集まった。
1989年から自動車メディア関係者による「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が筑波サーキットで行われており、以降1991年を除く毎年9月に開催されている。

ユーノス・ロードスター(初代)
NA6CE/NA8C型
販売期間 1989年 - 1997年
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドア オープン
エンジン B6-ZE型 1,597cc 直4 DOHC
BP-ZE型 1,839cc 直4 DOHC
駆動方式 FR
最高出力 B6-ZE型
120ps/6,500rpm
BP-ZE型
130ps/6,500rpm
最大トルク B6-ZE型
14.0kgf・m/5,500rpm
BP-ZE型
16.0kgf・m/4,500rpm
変速機 4速AT/5速MT
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
全長 3,970mm
全幅 1,675mm
全高 1,235mm
ホイールベース 2,265mm
車両重量 NA6CE型MT 940-960kg
NA6CE型AT 980kg
NA8C型MT 980-990kg
NA8C型AT 1,020kg

爆符「メガフレア」
概要
東方地霊殿の6面ボス、霊烏路空の使用するスペルカードとして登場。
東方非想天則においても同名のスペカが使われる。
東方地霊殿
本家が青白い爆炎であるのに対し、こちらは赤みを帯びた白い超特大弾を連発する。空から発射された直後では画面を埋め尽くすサイズで弾幕が展開され度肝を抜くが、プレイヤーキャラのいることの多い画面下部に進むに従いどんどん弾幕のサイズが小さくなるため見かけほど脅威にはならない。むしろ、超特大弾に隠れて放たれる小玉弾を見落として被弾してしまう危険性のほうが高く注意が必要である。
 なお、このスペカは難易度normal専用でありeasyでは爆符「プチフレア」、hardでは爆符「ギガフレア」、lunaticでは爆符「ペタフレア」と名前が変わる。ただし、内容は高難易度ほど弾幕が厚くなる程度の差である。

東方非想天則
コスト3のスペカとして登場。巨大な赤い火の玉を地上では正面に、空中では斜め下に打ち出す。
弾の速度は遅いが、出は速いため追撃等それなりに使える。

構内牽引軌陸車(ニチユ)

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軌陸車(きりくしゃ)とは、軌道と道路の両方を走ることのできる車両である。一般的に、鉄道保線・電車線工事用などに使用される。

「軌陸車」とは、線路等の工事または作業に使用する機械で軌道及び一般道路を走行できるものをいい、保守用車に含まれる。


通常の保線用鉄道車両は、終列車が通過して線路閉鎖が行われてから車庫を出発し、現場への移動をするという時間ロスを生じるが、この軌陸車であれば予め現場付近の踏切横などで待機しておき、線路閉鎖後にそこから入線し最小限の移動で迅速に作業を開始することが可能である。このため特に作業時間が限られる都会の大手私鉄などで重宝されている。
基本的にはトラックなどをベースに、軌道走行用の装備を付けたものである。軌道への乗り入れは、保線部門敷地の専用スロープや踏切からされる。自動車としての区分上は特種用途自動車(いわゆる8ナンバー)に分類される。ラフテレーンクレーンに軌道走行装置を取り付けたものは、大型特殊自動車(9ナンバー)に分類される。
道路上では一般の自動車として走行し、線路上では油圧などでレール上に鉄輪を降ろして走行する。線路上を走るときにエンジンの動力をレールに伝える手段としてはタイヤ駆動(後輪ゴムタイヤを鉄輪と同時にレール面に接触させて推進する方式〈デュアル・モード・ビークルなど〉)と鉄輪駆動(タイヤから摩擦車の原理で動力を伝える方式、あるいは油圧モーターで直接駆動する方式など)がある。軌道上では道路上ほどの走行性能が得られない場合が多いが、保線などの作業用では速度は問題にならない。

これらの軌道走行装備を施して重量の増した車両が、自動車検査証の車両総重量を超過している事例が2005年頃に問題視された。調査の結果、測定した車両の4割で重量が超過しており、調査対象となったメーカー29社中24社で重量超過が確認される事態となった。特にそのうち11社については転車台を取り外す、または模擬転車台を取り付けるなどの方法で、自動車検査証(予備検査証)を不正に取得していた。不正行為を行ったメーカーには国土交通省より警告書の交付が行われ、それ以外の重量超過が確認されたメーカー及び鉄道事業者等の自動車使用者に対しても指導が行われた。公道を走行できない物として、軌道走行装置を備えたバックホウなどがある。

純心学園前停留場(鹿児島市電唐湊線)

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純心学園前停留場(じゅんしんがくえんまえていりゅうじょう)は、鹿児島県鹿児島市郡元一丁目にある鹿児島市電唐湊線の電停。使用する系統は鹿児島市電2系統のみである。

2面2線の相対式ホーム。地上駅。両ホームとの行き来は電車が通過中でない限りいつでもできる。
両のりばとも車椅子及び電動車椅子の使用はホーム幅が規定に足りないため不可。
無人駅で、乗車券などの販売は行っていない。横断歩道から車止めを回り込んでホームに連絡します。

のりば
1番のりば
2系統 - 郡元方面 ホーム幅は広く、点字ブロックが設置されています。
2番のりば
2系統 - 鹿児島中央駅前、天文館、鹿児島駅前方面
戦後開業区間としては珍しく上屋が設置されています。上屋は鹿児島市電標準のかまぼこ型ではなく、フラットな形状です。

周辺
鹿児島大学教育学部附属中学校
鹿児島純心女子学園(電停名では「純心学園前」となっているが、実際は丘の上に立地する)
鹿児島純心女子短期大学
鹿児島純心女子中学校・高等学校
JR郡元駅

1959年(昭和34年)12月20日 鹿児島市交通局により設置される。

純心学園前電停
Junshingakuenmae
◄工学部前 (0.2km)(0.3km) 中郡►
所在地 鹿児島県鹿児島市郡元一丁目
北緯31度34分0.01秒 東経130度32分34.01秒
駅番号 口18
所属事業者 鹿児島市交通局
所属路線 鹿児島市電2系統
(線路名称上は唐湊線)
キロ程 4.9km(鹿児島駅前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1959年12月20日

ノーリツモーターバイクKB 60cc

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ノーリツモーターバイクKB 60cc 1954年 岡本自転車/名古屋市

岡本自転車はノーリツブランドの自転車が有名で西のノーリツ、東のミヤタ(宮田自転車)と言われ明治末創業の国産自転車の先駆けメーカーです。

明治
18年 岡本松造個人経営により自転車部品の製造を創始す。
31年 自転車製造を開始す。
36年 最初の国産自転車を完成した。
42年 社長ドイツ、イギリスに渡航し、生産技術をさらに研究機械類を輸入する。
43年 岡本兄弟商会とし、名古屋に工場を建設し、エンパイヤ号自転車を世に送る。

大正
8年  株式会社  岡本自転車自動車製作所と買改組し、自転車と飛行機部品製造
9年  国産初の飛行機用車輪を完成し、同年陸軍省指定工場の命で飛行機車輪生産
10年 岐阜県重井市工場を建設す。
12年 単一ブランドによる月生産1万台達成
14年 海軍省より指定工場の命を受く。

昭和
2年 天皇陛下がノーリツ自転車御買い上げ。同年逓信省の自転車指定工場
8年 岡本自転車自動車製作所と他3社(日本車輌製造、大隅鉄工所、愛知時計電気)日本最初の乗用自動車「アッタ号」を完成す。Img_0532

 9年 側車付自動2輪車を完成し、陸軍に納入す。
10年 自転車部と兵器部を分離し、岐阜県重井工場を拡張、自転車専用工場とす。同年岡本工業株式会社と改称し、岐阜県大垣市に大垣工場を完成する。
12年 岡本航空機工業株式会社を設立し、名古屋市南区に笠寺工場を設す。
14年 愛知県一宮市で工場買収し、熊本県人吉市に工場を建設す。
15年 新潟県新発田市に新潟工場を建設す。
16年 岡本工業株式会社は岡本航空機工業株式会社に吸収合併し、航空機脚及び車輪最大メーカーとして国内7ヶ所に工場を拡充3万人員余の人員を擁うし、軍需生産を強化した。また、重井工場は自転車専門の国産唯一軍需工場として自転車の増産を続けた 。
18年 愛知県犬山市善師野に秘匿工場を建設す。逓信院指定工場となる。
20年 終戦により賠償指定工場となり、名古屋市の本社工場、笠寺工場、岐阜県の重井工場の三工場を存続させ、他工場は閉鎖す。


21年 岡本自転車株式会社として発足す。
23年 ノーリツ号自転車に対して商工大臣賞を受賞す。
24年 郵便省指定工場となる。
27年 ノーリツ号自転車は通商産業大臣賞を受賞す。
30年 戦後、平和産業の自転車専門工場として出発したるも、一万有余の人員をかかえ、混乱した労働問題から再三再四の労働争議により工場を整理す。
31年 岡本ノーリツ自転車株式会社として再出発した。
37年 通商産業大臣よりJIS工場の指定を受く。
46年 ノーリツ自転車株式会社と商号を変更す。
47年 トヨタ自動車販売株式会社と提携「トヨタノーリツ・ミニサイクル」の名称にて、共同開発、全国のトヨタ販売…を通じて生産発売を開始した。社団法人日本自転車工業会、中部自転車業会、中部自転車工業協同組合、財団法人日本自転車振興協会の各理事に就任した。

48年 従来の販売網全国84拠点を廃し、「トヨタノーリツ・サイクル」「トヨタノーリツ・ミニサイクル」として、トヨタ自動車販売株式会社を通じ流通面に乗せ、生産にのみ専念す。
58年 廃業

肥薩おれんじ鉄道 出水駅

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肥薩おれんじ鉄道 出水駅(いずみえき)は、鹿児島県出水市上鯖淵にある肥薩おれんじ鉄道の駅である。鶴と武家屋敷で有名な出水市の代表駅ですが、市街地の北外れに位置するため、駅前は閑散としている。

肥薩おれんじ鉄道線の駅は八代駅と川内駅のほぼ中間に位置しており、車両基地も併設されているため、肥薩おれんじ鉄道線の拠点駅の一つとして機能している。当駅を始発・終着とする列車も多く運行されており、JR九州鹿児島本線への直通快速「スーパーおれんじ」「オーシャンライナーさつま」も大半が当駅発着である。

肥薩おれんじ鉄道
NPO法人北薩倶楽部が管理する有人駅である。切符売場にタッチパネル式の券売機が1台。出札有人窓口は日中のみの営業です。木製の長椅子が設置された広い待合室を有する駅舎です。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、在来線部分の改札口は1番線ホームに直結している。新幹線部分の改札は跨線橋に直結しており跨線橋から肥薩おれんじ鉄道のホームに直接入ることができる。自動券売機は駅舎側に1台のほか、新幹線改札口と直結する跨線橋(自由通路)からの乗り換えの利便性を図るため2・3番乗り場にも1台設置されている。現駅舎は新しい建物だが、その隣に国鉄時代の1951年に建てられた2階建ての鉄筋コンクリート製の旧駅舎が残っており、現在も使用されている。

簡易委託駅で駅係員は出札業務と駅管理のみを行い、運賃収受は運転士が行う。ただし、おれんじ感謝デーなどのイベント開催などで多客が見込まれる場合は駅係員が改札、集札も行う事がある。

駅舎は開業当時は元国鉄・JRの駅舎を仮駅舎として使用していたが、元駅舎脇に新しく駅舎を建築して2004年4月1日より営業を開始し、元駅舎(旧駅長事務室・改札口)部分は改装されて営業部が使用している。現在も1番線ホームに旧改札口の遺構として仮駅舎時代に使用されていた階段やJR時代に使用されていた字幕式の行先時刻案内表示器、改札窓口跡が残っている。かつては駅弁業者の松栄軒本社と製造工場も駅舎に入居して駅弁を製造していたが、2013年10月1日より駅の北東側に新しく建てた新工場に機能を移転している。

肥薩おれんじ鉄道の主要駅の一つで車両基地等の所在駅であり、駅構内川内方の本線と新幹線高架橋の間の用地に乗務員(運転士)詰所・留置線・検修庫・洗浄留置線・給油設備等が設置されているほか、駅舎側にはおれんじ食堂のアテンダントなどが所属する営業部も設置されている。そのため、当駅で運転士やアテンダントの交代を行うほか、ダイヤ上の都合や車両に不具合が発生した時、朝ラッシュやイベント開催時、団体乗車など多客の乗車が発生した場合などには当駅で車両交換や列車の増解結作業を行う事がある。また、これらの作業やダイヤ調整、新幹線接続などのため、一部列車以外は当駅で5分から10分程度停車する列車が多く、列車によっては20分から最大35分ほど停車する列車もある。

営業時間
平日  9:10 - 15:20
土休日 7:20 - 15:40
ただし、毎年3月中旬に隣の高尾野駅付近で開催される「高尾野 中の市」や毎年8月に開催される「高尾野夏祭り」開催時は朝8時頃から夜まで、毎年10月に八代駅付近で開催される「やつしろ全国花火競技大会」開催時は午後2時頃から深夜まで、それぞれ駅が大変混雑するため、臨時に駅係員が配置される。

のりば
のりば 路線 方向 行先
1・2・3 ■肥薩おれんじ鉄道線 上り 水俣・八代方面
下り 阿久根・川内方面


国鉄時代は主要駅の一つであり、駅構内に出水機関区(後の出水運転区)や電力区、信号通信区、貨車用コンテナヤード、転車台、扇形庫、機関車検修庫、蒸気機関車用の給炭・給水施設、職員宿泊施設、職員住宅、独身寮などの諸施設が設置されており、機関車や貨物列車の中継基地として栄え、駅東側にある雲海酒造鹿児島工場やマルイ飼料松尾工場の付近まで広大な線路(ヤード)が敷かれていた。現在は一部の施設を除いてほとんどが撤去され、跡地は肥薩おれんじ鉄道の車両基地、九州新幹線の駅施設や線路用地、道路、駐車場、南国交通出水営業所などになっている。


本線貨物列車の中継の他に専用線の車扱貨物も取り扱っており、駅構内に広大な専用線群が敷かれていた。詳細は後述を参照。
JR九州時代も1999年まで出水運転区が存在していた事もあり、鹿児島本線の運行拠点駅の一つであった。特急つばめ、寝台特急はやぶさ、なはなど全ての優等列車が停車し、熊本駅方面や西鹿児島(現 鹿児島中央)駅方面からの普通列車は一部を除いた大半の列車が当駅で折り返しており、深夜には夜間停泊も行われていた。


かつては旧駅舎内にみどりの窓口、キヨスク、ジョイロード(現 JR九州旅行)出水駅旅行センター、駅舎側の1番ホームに駅弁屋「松栄軒」の店舗が設置されていたが、肥薩おれんじ鉄道に経営移管された際に全て閉店した。このうちみどりの窓口とキヨスクは新幹線改札口(キヨスクは待合室内)に移転し、松栄軒の店舗で発売されていた駅弁はキヨスクと出水市が設置した出水駅観光特産品館「飛来里」に移転して販売を継続している。


貨物ヤード跡地は数本の側線(列車留置線)が残された他はしばらく更地であったが、九州新幹線開業にあたり駅構内や跨線橋、駅前ロータリー、肥薩おれんじ鉄道の車両基地の新設、架線柱や架線の取り替えなど大掛かりな整備が行なわれた。なお車両基地内の運転士詰所や線路(留置線)、跨線橋など施設の一部はJR九州時代のものを再整備の上そのまま使用している。
九州新幹線開業より正式な正面は東口となっているが、こちらは閑散としており、裏側の西口のほうが賑わいがある。
現在、西口に蒸気機関車C56形92号機が置かれている。
西口ロータリー横に南国交通出水営業所が存在する。

各工場・米ノ津港専用線(廃止)
かつての国鉄時代は駅北東側にあった出水製紙出水工場(1981年倒産。跡地は日立金属ネオマテリアル鹿児島工場(旧 株式会社NEOMAXマテリアル鹿児島→日立金属ナノテック)と大豊工業九州工場が建っている)、日本アルコール産業九州工場、共同石油・伊藤忠燃料(現 出水ガス)、鶏協飼料(現 マルイ飼料)の各工場への専用線が敷かれていた。当駅では米ノ津港の港湾貨物輸送の取り扱いも行っていたため、駅構内からはさらにその先の米ノ津港に向けて国道447号線や国道3号線に沿い、米ノ津港の手前で国道3号の踏切を渡る形で港の岸壁に入る全長約5kmの長さの専用線が敷かれており、それぞれ有蓋車、タンク車、ホッパー車などの貨車による原料や製品の輸送が行われていた。米ノ津港からは国鉄各駅だけでなく出水駅周辺の各工場への線内貨物列車の設定もあった。

しかし、出水製紙株式会社が1981年5月末に経営破綻した事で同年6月2日に出水工場が閉鎖され専用線が廃止されたのを手始めに、続いて米ノ津港専用線も1980年4月に川内港の大規模港湾事業施設が完成した事で1982年までに米ノ津港での港湾貨物取り扱いの大半が川内港に変更され、米ノ津港での港湾貨物事業が大幅に縮小されたため、1982年11月にトラック輸送に切り替わる形で廃止された。その他に残った専用線も1984年2月1日の貨物取り扱い廃止に伴い全て廃止され、その際に側線もほとんどが撤去された。構内専用線の跡地は道路や田畑、農道、駐車場、住宅地などに転用されている。米ノ津港専用線の線路跡地も国道447号線や国道3号線の道路幅の拡張、住宅や店舗、工場用地、米ノ津港の整備などに転用されたため大半が跡形も無く消失しているが、現在でも出水駅近くの線路跡の一部(約2km)が農道として利用されており確認することができる。

 

肥薩おれんじ鉄道 出水駅
いずみ
Izumi
◄米ノ津 (4.3km)(2.7km) 西出水►
所在地 鹿児島県出水市上鯖淵717-2
所属事業者 肥薩おれんじ鉄道
所属路線 肥薩おれんじ鉄道線
キロ程 65.6km(八代起点)
門司港から297.9km
電報略号 オレイミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線


乗車人員
-統計年度- 158人/日(降車客含まず)
-2015年-
乗降人員
-統計年度- 282人/日
-2015年-
開業年月日 2004年(平成16年)3月13日*
備考 簡易委託駅
* 九州新幹線開業に伴う並行在来線の経営分離により。

微光暗視眼鏡 JGVS-V3

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微光暗視眼鏡 JGVS-V3(びこうあんしがんきょう ジェイジーブイエスブイスリー)は、陸上自衛隊の装備。暗視装置の一つ。主に夜間や建築物や洞穴・トンネル内部で使用する。顔面に装着して使用する両眼型暗視装置。

微光暗視(スターライト・スコープ)方式とは星明りなどの弱い光が目標物に反射することによって発生する光を明るく増幅する方式であり、第二世代と呼ばれている。外観はアメリカ軍のAN/PVS-5によく似ており、箱型の本体に二つの対物レンズが飛び出た形状をしている。

偵察、歩哨などで目標物を監視したり射撃時に使用されるほか、単眼式と異なり遠近感がつかめることから、夜間において車両の運転手が使用する。また、アクティブモードを利用しての誰何やモールスあるいは簡易かつローカルな暗号を用いた信号通信にも使用することができる。

欠点として、顔面に装着する関係上、着脱する際は88式鉄帽を一旦外さなければならない。

A、B、Cの3タイプがあるが、外見はほとんど変わらず用途についてはまったく変わらない。この記号はマイナーチェンジが行われたためその識別用に付けられたものであり、A<B<Cの順に高性能となる。


登場作品
『ガメラ2 レギオン襲来』
主人公の渡良瀬二佐を始めとする自衛官たちが、小型レギオンの襲撃を受けた地下鉄の状況を確認するために地下鉄構内で使用する。
『続・戦国自衛隊』
戦国時代にタイムスリップした自衛隊の装備の1つとして登場。伏見城攻略戦などで使用される。


形式 双眼鏡 (ヘッドマウント可能)
開発国 日本の旗 日本
動作原理 微光暗視
製造史
製造 日本電気
電気光学的性能
視界 40度
識別距離 250 m (車輌) / 150 m (単独人員)
物理諸元
重量 約900 g
寸法 (L×H×W) 約200mm×約100mm×約150mm


都通停留場 鹿児島市電唐湊線

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都通停留場(みやこどおりていりゅうじょう)は、鹿児島県鹿児島市中央町にある鹿児島市電唐湊線の電停。使用する系統は鹿児島市電2系統のみである。電停の周囲はビルが立ち並んでいます。

相対式2線2面のホーム 。地上駅。
両のりばとも車椅子及び電動車椅子の使用はホーム幅が規定に足りないため不可。
無人駅で、乗車券などの販売は行っていない。


のりば
ホームは千鳥に配置されています。

停留所入口へは横断歩道からスロープで連絡します。
1番のりば
2系統 - 郡元方面

2番のりば
2系統 - 鹿児島中央駅前、天文館、鹿児島駅前方面

ホーム幅は狭く、上屋は設置されていません。

バス路線
南国交通 - 都通り停留所

周辺
鹿児島市立中洲小学校
鹿児島県立甲南高等学校
南国センタービル
アエールタワー(23番街区再開発ビル)
もち吉鹿児島店
アートネーチャー鹿児島店
東横イン鹿児島中央駅前東口
南日本銀行中央駅前ビル
ビジネスホテルすずや

歴史
1950年10月1日 - 鹿児島市交通課により設置される。
隣の停留場

都通電停

◄鹿児島中央駅前 (0.4km)(0.2km) 中洲通►
所在地 鹿児島県鹿児島市中央町
北緯31度34分50.90秒 東経130度32分35.06秒
駅番号 口12
所属事業者 鹿児島市交通局
所属路線 鹿児島市電2系統
(線路名称上は唐湊線)
キロ程 3.3km(鹿児島駅前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1950年10月1日

関東機械センター「マイテーカー」(ターレットトラック)

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ターレットトラック(英: turret truck)は、円筒形の動力部が360度回転する構造の運搬車の総称である。小回りがきくことから、卸売市場、工場、倉庫、鉄道駅の構内などで荷役用として広く利用されている。

「ターレット」は、その動力部の円筒形と建築様式のタレットとの類似による名称である。

日本の法令上はターレット式構内運搬自動車と呼ばれる(道路運送車両法施行規則、道路交通法施行規則、流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律施行規則)。

一般には、ターレット、ターレ、ターレーと略して呼ばれることが多い。市場関係者は「ぱたぱた」もしくは「ばたばた」と呼ぶ場合もある。

「ターレットトラック」はかつては株式会社朝霞製作所の登録商標であったが、普通名称化して他社製のトラックも同様に呼ばれるようになった。なお、朝霞製作所は破産により2012年に消滅し、商標権がどこにも承継されなかったため、商標登録は取り消された。

一方、英語の「タレット・フォークリフト・トラック」は、前方のフォーク(つめ)機構が左右に旋回する機能をもつフォークリフトを指し、ターレットトラックとは別の輸送機械である。

ターレットトラックの主要な構造は、動力源となるエンジンまたはモーター、操舵装置、駆動輪の全てが車台前部に回転可能に保持されたターレットに納められている。ターレットのすぐ後方に運転台があり、運転者はターレット全体を回転させて操舵する。駆動輪となる前輪は360度回転するため最小回転半径は小さく、狭い場所での運用にも適している。前輪を90度横に向けた場合、内側の後輪を軸とした旋回が可能で、そのときに最も回転半径が小さくなる。重量のあるユニットごと回して操舵する必要があるため、他の乗り物に比べると取り回しが重い。

定員は1名で、ターレット後部に立った姿勢で運転操作を行う。一部の車種には簡素な椅子を備えたものもある。操舵用のハンドルはターレットの上縁に沿って、手すり状に直に取り付けられている。その内側のやや小さい同心円のハンドルがアクセルスロットルになっており、押し下げる(軸を傾ける)ことで加速する。速度は機種により異なるが、最高でも時速15km程度しか出ない。ブレーキは右足操作のフットブレーキ式で、その他にレバーを引いて操作するパーキングブレーキも備えている。

ガソリンエンジンを搭載した機種の他、生鮮食品を扱う現場などでは低公害の天然ガスを燃料とするエンジンを搭載した機種が用いられる例が多く、構内や冷蔵設備を備えた倉庫では排気ガスを出さない電動式の車種に限定して用いられる場合もある。しかし、電動式は充電時間が長く、一回の充電で運用できる時間が短いため、2006年からは燃料電池を搭載した機種の開発が進められている。

ホイールベースが長く、後部に荷台を有して荷物を直接積載する機種と、ホイールベースが短く、牽引専用で荷台を有しない機種(ターレットトラクター)が存在する。市場や工場、倉庫などの構内運搬用としては、前者が主流である。

日本
ターレットトラックは日本の道路交通法上、ほとんどの機種は小型特殊自動車として登録が可能で、登録すれば公道走行も可能である。かつて、旧国有鉄道や旧郵政省の鉄道郵便において、牽引専用で荷台を有しない機種が駅構内での荷物や郵便物を運搬する台車の牽引に用いられていた。運搬台車を吊ってプラットホームの間を移動させるテルハと組み合わせて利用する駅も多数あった。

主なメーカーと呼称
朝霞製作所「ターレットトラック」
SUBARU「モートラック」
三菱ロジスネクスト「エレトラック」
関東機械センター「マイテーカー」

若き薩摩の群像(鹿児島中央駅桜島口)

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鹿児島中央駅桜島口広場に1865年、薩摩藩が密かに派遣した英国留学生(15人)と使節(4人)たちの像で、前後、上下、両側面に合計19体の像がある。

薩摩藩英国留学生、薩摩藩の青年藩士17人の銅像「若き薩摩の群像」。昭和57年3月建立。高さは12.1m(台座部分9.49m)。中村晋也作。イギリスに3名の使節、15名の留学生、通訳1名の計19名が派遣された。町田民部(久成)・新納刑部(久脩)・畠山丈之助(義成)・町田清蔵(財部実行)・磯永彦輔(長澤鼎)・森金之丞(有礼)・町田申四郎(小松清緝)・市来勘十郎(松村淳蔵)・鮫島尚信・吉田巳次(吉田清成)・村橋直衛(村橋久成)・田中静洲(朝倉盛明)・松木弘安(寺島宗則)・五代才助(五代友厚)・東郷愛之進・中村宗見(博愛)・名越平馬(時成)・高見弥一(大石団蔵)【土佐藩出身】・堀宗次郎(堀孝之)【長崎出身】。

場所は鹿児島中央駅桜島口、広場制作 中村晋也

九段下駅(東京メトロ)・(都営地下鉄)

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九段下駅(くだんしたえき)は、東京都千代田区にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。

東京都交通局の駅には二松學舍大学前の副駅名がある。2事業者3路線が乗り入れる都心のジャンクションで、終日多くの乗換利用で賑わっています。

駅名の由来は、昔この地を走っていた都電9系統が、九段坂下に九段下電停を設置したことによる。


東京メトロの東西線・半蔵門線と、都営地下鉄の新宿線の、合計3路線が乗り入れている。

駅番号は東西線がT 07、半蔵門線がZ 06、新宿線がS 05である。

所在地は東京メトロが九段南一丁目、東京都交通局が九段北一丁目となっている。東京メトロ九段下駅は、「飯田橋駅務管区 九段下地域」として近隣の駅を管理している。

東西線は相対式ホーム2面2線、半蔵門線・新宿線は2面2線の相対式ホームが1面2線の島式ホームを挟む形の合計3面4線を有する地下駅である。東京メトロと都営地下鉄ののりば表示は連番になっている。半蔵門線と新宿線は改札口を共用しており、中間改札なしで乗り換えが可能となっている。白金高輪駅 - 目黒駅間の東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線共用区間を除けば、2014年現在、この両社局の接続駅で改札内乗り換えが可能な唯一の例である。一方、東西線は他路線とは改札内ではつながっておらず、一度改札を出ての乗り換えとなる。しかし、2020年3月末をメドに、東西線⇔都営新宿線・半蔵門線が同一改札内で乗り継ぎできるようになる予定。

2013年3月15日までは、運営主体が別々なため東京メトロ半蔵門線4番線と都営新宿線5番線の同一ホームを壁で仕切った形になっており、乗り換える際は階段を上って改札を一旦出て反対側に回り込む必要があったが、壁が撤去され、2013年3月16日からホーム上で乗り換えられるようになった。

半蔵門線で相対式ホームの構造の駅は当駅のみである。ただし、2013年3月16日からは押上方面は新宿線の新宿方面と対面の島式ホームになり、厳密には相対式ホームと言えなくなった。

東西線のホームは中柱がある。半蔵門線ホームは半蔵門側のみ中柱がなく、それ以外の部分には中柱がある。改札内コンコースは広く、飲食物を販売する店舗が営業しています。

九段坂方面切符売場に券売機は3台。改札に改札機は7台。うち出場専用機が過半数を占めています。

靖國神社・武道館方面改札切符売場。乗換利用が多いようで、券売機は4台。ICカードチャージ機も2台設置されています。

神保町方面改札、改札機は同様に7台。うち2台が出場専用機です。九段坂方面改札、改札機は7台。

のりば
番線 路線 行先 備考
東西線ホーム(地下2階)
1 T 東西線 西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 西船橋駅から TR 東葉高速線・JB 総武線(各駅停車)へ直通
2 飯田橋・中野・三鷹方面 中野駅から JB 中央線(各駅停車)へ直通
半蔵門線ホーム(地下4階)


3 Z 半蔵門線 永田町・渋谷・中央林間方面 渋谷駅から DT 東急田園都市線へ直通
4 大手町・押上〈スカイツリー前〉・久喜・南栗橋方面 押上駅から TS 東武線へ直通
(TI 伊勢崎線 久喜駅および TN 日光線 南栗橋駅まで直通)
都営新宿線ホーム(地下4階)
5 S 都営新宿線 市ヶ谷・新宿・京王線方面 新宿駅から KO 京王線へ直通
(新宿 - 笹塚駅間は KO 京王新線へ直通)
6 神保町・大島・本八幡方面

東西線には飯田橋方面に引き上げ線がある。
平日朝に1往復、西船橋方面→当駅終着の設定がある他、ダイヤ混乱時には当駅で運転を打ち切り、折り返しとなる場合に使用される。


東西線の東陽町駅までの開通まで検査ピットとして使用していた初代飯田橋検車区跡を利用したスペースである。この留置線には2005年1月22日に東西線開業40周年および妙典駅開業5周年を記念して運転された「メモリアルトレイン」(5000系第66編成使用)の2号→3号の折返し時に初めて乗客を乗せた列車が入線している。


なお、2015年度事業計画の中で、平成31年度を目途に九段下駅の折り返し線を改良し、平面交差せずに当駅で折り返しができるよう工事を行うことを明らかにした。

 

1964年(昭和39年)12月23日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)東西線高田馬場 - 当駅間開通に伴い開業。当初は終端駅。
1966年(昭和41年)3月16日 - 当駅 - 竹橋間延伸により中間駅となる。
1980年(昭和55年)3月16日 - 都営地下鉄新宿線の新宿 - 岩本町間開通に伴い、同線の駅が開業。乗換駅となる。

1989年(平成元年)1月26日 - 営団地下鉄半蔵門線半蔵門 - 三越前駅間開通に伴い同線の駅が開業。現在の形となる。
2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化。東西線・半蔵門線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。


2013年(平成25年)3月16日 - 4番線と5番線の間の壁が撤去され、半蔵門線と都営新宿線のコンコースも接続される。
2015年(平成27年)5月21日 - 東西線ホームに発車メロディを導入。曲は爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で 〜はるかなる想い」。

所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
東京都交通局(都営地下鉄)
電報略号 クタ(東京メトロ)
下(東京都交通局 駅名略称)*


駅構造 地下駅
ホーム 2面2線(東西線)
3面4線(半蔵門線・新宿線)
乗降人員
-統計年度- (東京メトロ)176,675人/日
(東京都交通局)111,410人/日
-2017年-
開業年月日 1964年(昭和39年)12月23日


乗入路線 3 路線
所属路線 ●東京メトロ東西線
駅番号 ○T 07
キロ程 8.7km(中野起点)
◄T 06 飯田橋 (0.7km)(1.0km) 竹橋 T 08►
所属路線 ●東京メトロ半蔵門線
駅番号 ○Z 06
キロ程 6.7km(渋谷起点)


◄Z 05 半蔵門 (1.6km)(0.4km) 神保町 Z 07►
所属路線 ●都営地下鉄新宿線
駅番号 ○S 05
キロ程 5.0km(新宿起点)
◄S 04 市ヶ谷 (1.3km)(0.6km) 神保町 S 06►
備考 両社とも直営駅 * 東京都交通局のみ
共同使用駅(半蔵門線・新宿線)
東西線のみ他の2路線とは改札外連絡

 

811系電車(JR九州)交流近郊形電車

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811系電車(811けいでんしゃ)は、九州旅客鉄道(JR九州)の交流近郊形電車。

車両解説
北九州・福岡大都市圏における快速列車の増発と、421系の置き換えを目的として1989年(平成元年)から 1993年(平成5年)まで4両編成28本(112両)が製造され、1989年7月に開催された、アジア太平洋博覧会「よかトピア」の開催にあわせ、デビューした。全車南福岡車両区に配属されている。

 

車体
車体は軽量ステンレス構造で片側3箇所に両開き扉を設置し、全扉または中間扉のみの選択開閉(ドアカット)が可能である。扉の間にバランサ(任意の位置で窓の開口が調整できる機能)付きの一段下降窓が3枚ある。車体の大部分は無塗装であるが、側面窓下部に青色と赤色の帯が互い違いに配されている。前頭部は白色塗装をした普通鋼およびFRP製で、211系などの三面折れ形にカーブ面を取り付け、スピード感を出したデザインにされている。また、運転台直下には"■NEW RAPID TRAIN811"の赤いロゴが張られている。先頭車前面には貫通扉を設けているが、非常用のため幌も幌枠もなく、編成間の貫通には使用されない。

車両番号は、783系と同様の斜体フォントを使用している。なお、783系はリニューアルにより四角囲みとなったため、斜体フォントは811系のみとなっている。そして、車両番号の前にはJRロゴが描かれている。

主要機器
主回路制御方式は、架線からの交流20kVを主変圧器で降圧した上で、サイリスタで構成された複数のブリッジ回路により、整流制御された直流電源で直流電動機(MT61QA)を駆動する、サイリスタ位相制御である。主幹制御器(マスタコントローラー)での力行の1-4ノッチで95%弱め界磁を行い5ノッチ投入時に70%弱め界磁制御を行う。主回路接続は、4基の電動機をすべて直列に接続するしたものを1回路として、これを2回路並列させた (4S2P)。25‰上り勾配でMM'カットにより1Mでも勾配起動できる能力を持つという。

MM'ユニットを採用し、M車(モハ811形)には主制御器と発電ブレーキ用の抵抗器が、M'c車(クモハ810形)には主変圧器(TM401K)・サイリスタ・補助電源装置・集電装置が搭載される。

デビュー当初はTAc車を開発し2両編成にする構想や閑散時にT車を抜き3両編成とする構想もあった。

電気ブレーキは783系の回生ブレーキから発電ブレーキに変更となった。これは783系の実運用時に発覚した、閑散線区において交流電化区間で回生ブレーキを使用した場合、沿線にある変電所の力率を落としてしまい、電力会社からペナルティを受け、それが回生ブレーキによる節電効果を上回ってしまったことからである。また、コストの兼ね合いから電気ブレーキ制御は783系のような無段階制御ではなく従来の415系などと同じカム軸制御となった。 また、120km/h運転に対応するため100km/h以上からブレーキを掛けた際に制動力を増加させる増圧ブレーキを備える。

サイリスタ(RS401KA) は主シリコン制御整流装置とも呼称される。1つのブリッジ回路に使用されているサイリスタ半導体素子 (2,500V, 4,000A) は4つ使用しており、8基の主電動機が接続される。冷却方式としてフロン沸騰冷却方式を採用するが、今後はフッ化炭素冷却方式を採用予定であるとしている。

空気圧縮機 (MH1084-C2000MQ) はレシプロ式を搭載する。補機用の電源として静止形インバータ (SC400K) を搭載するほか、主変圧器の2次側にある3次巻線も使用する。

集電装置 (PS101QB) は、菱形パンタグラフである。上り方(門司港方)先頭車のクモハ810形の連結面寄りに設置している。

台車はヨーダンパ付いた、軸箱支持装置が円錐積層ゴム式の空気ばね式の軽量ボルスタレス台車のDT50QA(電動車)/TR235QA(制御車・付随車)が採用されている。

非常時の救援用として全段読替式のブレーキ読替装置およびジャンパ連結器を搭載し421系、423系、415系、783系などの車両と併結し相互に制動および力行が可能である。

1両あたり消費電力は、415系を「100」とした場合、811系(登場時)は「約70%」(理論値)である。

車内設備
快速列車を中心に臨時急行列車にも用いることを想定して、座席は転換式クロスシートを採用した。モケットの色は青色(サニーブルー)と紫色(レイニーパープル)の2色で、各席とも左右で異なった色とされ、座席の枕の部分は独立している。その後座席モケットについては紫色と黒の市松模様に張り替えられた。優先席は枕の色が他の座席のパープルに対しグレーとされている。さらに視認性を高めるため813系も含めて2006年(平成18年)末より「優先席」表示がされた枕カバー(白色)が装着された。当初喫煙車であった門司港方先頭車のクモハ810形では座席横の肘掛に灰皿を内蔵していたが、1995年(平成7年)にJR九州管内の普通列車が全面禁煙となったため現在は塞がれている。座席の間隔と窓配置は合っていない。これは415系1500番台と窓ガラス寸法を共通にしたためで、813系も同様である。各座席には指定席とするための席番号表示器もあり指定席として使用することも可能となっている。 また乗務員室にオルゴールチャイム装置を備える。
運転台左側には簡易的なモニター装置を備え各車の故障の発見、ユニットカットやモーター開放などといった故障時の対応が運転台から行えるようになった。後日装備であるが、運転台に取り付ける形でATS-DKのコンソールが追加装備された。
冷房装置は集中式のAU403K (42000kcal/h) を各車両の屋根上中央部に1基設置し、ラインフローファンによる配風方式としている。
トイレは下り方(荒尾・宇佐方)先頭車のクハ810形に設置されている。便器は和式である。また従来の近郊形電車には設置されていなかった大形くずもの入れが車端部(先頭車1箇所、中間車2箇所)に設置されている。また、運転台後ろには温度計が設置されている。

形式
クモハ810形(上り方先頭車。主制御整流装置・パンタグラフ設置)
モハ811形(中間電動車。電動空気圧縮機設置)
クハ810形(下り方先頭車。トイレ・SIV・電動空気圧縮機設置)
サハ811形
編成は八代方からクハ810形 - サハ811形 - モハ811形 - クモハ810形の4両固定編成である。サハ811形を抜いて3両編成を組むことも可能であるほか、機器類を若干変更してクモハ810形 - クハ810形の2両編成を組むことも可能な設計とされたが、2両・3両編成は実現していない。

車両番号は基本的には編成ごとに同じ番号で揃えられている。また編成自体にも「Pxxx」の番号が与えられている。「P」は本系列を示し、「xxx」は車両番号に対応している。車両に表示される編成番号は「Pxxx」だが、正式な編成番号は「PMxxx」である。「M」は南福岡車両区所属であることを表す。また、先頭車前面に編成番号が表示されるが、他系列と異なりアルファベットと数字の間にはスペースが挿入される。

運用
2015年現在、以下の路線で運用されている。
鹿児島本線(門司港駅 - 荒尾駅)
日豊本線 (小倉駅 - 宇佐駅)
長崎本線(鳥栖駅 - 肥前大浦駅)
鹿児島本線門司港駅 - 荒尾駅間の快速列車・普通列車としての運用が大半を占めているが、朝夕のみ日豊本線や長崎本線での運用も存在する。過去には臨時急行「ひのくに」の運用末期(1993年ごろ)において、小倉駅・博多駅 - 熊本駅・八代駅間での急行列車としての運用に充てられたこともある。
日豊本線での運用の南限は、宇佐までだが、以前は佐伯までの運用も存在していた。2016年には大分地区で代走営業運転した実績がある。
かつては佐世保線でも定期運用が存在していた。一方、長崎駅へは定期運用では入線したことがないが、臨時列車「旅博ながさき号」として入線したことがある。また、八代駅まで、イベント時に臨時列車として入線することがある。
また、九州新幹線部分開業前の試乗会において、新八代駅のアプローチ線と在来線対面接続ホームに、813系と連結して入線した実績もある。
小規模な改造工事など
2008年現在では、全編成の排障器が813系と同様の乗務員室昇降ステップ組込み大型に交換されている。一部の編成では客室側窓の一部固定化改造も施工されているが、落成当初から扉間の中央と車端部以外の側窓が固定式とされている813系と異なるのは、車端部から一箇所おきに固定式とされている点である。
2005年(平成17年)春以降、車外スピーカーの設置が進められている。 また、落成当初はドア周辺のみであったつり革がドア間の座席部分にも増設されている。これに伴い干渉する一部の吊り広告枠が移設された。


基本情報
運用者 九州旅客鉄道
製造所 近畿車輛
日立製作所
九州旅客鉄道小倉工場
製造年 1989年 - 1993年
製造数 28編成112両
運用開始 1989年7月
主要諸元
編成 4両編成
軌間 1,067 mm
電気方式 交流20,000V 60Hz
(架空電車線方式)
最高運転速度 120 km/h
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 2.2 km/h/s
編成定員 0番台:510人(座席204人)
1500番台:597人
車両定員 クモハ810形:120人(座席48人)
クハ811形:118人(座席44人)
中間車:136人(座席56人)
全長 20,000 mm
全幅 2,950 mm
全高 3,670 mm
車体 ステンレス製
台車 円錐積層ゴム式ボルスタレス台車
DT50QA・TR235QA
主電動機 直巻整流子電動機
MT61QA形 (150kW)(0・100番台)
かご形三相誘導電動機
MT405K形(150kW)(1500番台)
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 5.6(0・100番台)6.53(1500番台)
編成出力 150kW×8 = 1,200kW
制御方式 サイリスタ位相制御(0番台・100番台)
SiCハイブリットモジュール素子VVVFインバータ制御(1500番台)
制動装置 電気指令式
(発電ブレーキ併用)(0番台)
(回生ブレーキ併用)(1500番台)
保安装置 ATS-SK、ATS-Dk、EB装置、防護無線
備考 定員・質量は0番台のもの

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