今治駅(いまばりえき)は、今治市の代表駅の1つで、全ての特急列車、普通列車が停車しています。市の中心部に立地している他、島しょ部や市内各地を結ぶ路線バスや高速バスなどが発着するバス乗り場が立地しています。
タオルと造船の街として知られる愛媛県第2の都市、愛媛県今治市北宝来町一丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅です。「しまなみ海道」尾道今治ルート開業後は、四国の玄関口の一つとしての駅になっています。
西側は今治駅の高架化とともに再開発され市立図書館や公園などが整備されています。駅の西側は交通が便利なことや高等学校や病院などが近いことから市営住宅やマンション、アパートが密集しています。東側はホテルやオフィスビルなどが複数立地しています。
単式・島式複合型2面3線で、2・3番ホームが島式。駅前後の踏切渋滞解消のため高架化されています。
単線区間にもかかわらず大きな庇を持つ、ガラス張りの高架駅(平成4年竣工)です。駅舎前には槍の穂先のようなオブジェが並んでいます。
入線メロディーは瀬戸の花嫁。乗車人員は愛媛県のJRの駅では松山駅に次いで2番目、JR四国では7番目に多い駅です。きっぷ売り場に券売機は3台設置されています。
改札口には今治の特産品タオル製のタオル提灯があります。オープンカウンター式のみどりの窓口があり横には旅行センターも併設されています。
待合には観光案内所があり横にはビッグキヨスクもあります。さらに駅弁屋とうどん屋も営業しています。
のりば
1 ■予讃線(上り)壬生川・伊予西条・新居浜・丸亀・高松・岡山方面 (特急を含む)
2 ■予讃線(下り)伊予北条・松山・伊予市・八幡浜・宇和島方面 (特急を含む)
3 ■予讃線(下り)伊予北条・松山・伊予市方面
(上り)壬生川・伊予西条方面 (6:07発の普通のみ)
駅の近くにある眼科医院の時計には視力測定のランドルト環がついていて、1番ホームより視力が測れるようになっています。
中心部を分けるように立地している踏み切りや駅西の道路の通行量増大、道路が狭隘であったことから渋滞が深刻化していました。また、西側は学校や住宅、商店が集中しながらも道路や公園の整備なども遅れていました。そのため1987年から2005年にかけて駅の高架や駅西側の土地区画整理事業が行われました。
不十分だった道路や公園、文化施設等の整備も行われました。また今治市立図書館(現:今治市立中央図書館)の移転や再開発住宅も整備なども行われました。再開発後は、駅の西側にマンションやアパートが多数建設されています。
1924年(大正13年)2月11日 - 国鉄讃予線(現:予讃線)伊予桜井 - 今治間が開通し今治駅が開業。
1924年(大正13年)12月1日 - 国鉄讃予線(現:予讃線)の今治 - 伊予大井(現:大西)間が開通。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、四国旅客鉄道の駅となる。
1990年(平成2年)10月30日 - 駅周辺を高架化。
1991年(平成3年) - 新駅舎が完成する。
1992年(平成4年)7月23日 - 今治 - 伊予北条間が電化される。
電報略号 イマ
駅構造 高架駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 2,317人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1924年(大正13年)2月11日
備考 みどりの窓口 有
1993年(平成5年)3月18日 - 新居浜 - 今治間が電化される。
2009年(平成21年) - エレベーターが設置される。