坂出駅(さかいでえき)は、香川県坂出市元町一丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線(瀬戸大橋線)の駅。
駅番号はY08。四国の玄関口駅であり岡山方面発着の快速・特急列車との乗換駅です。乗降客数も多く、四国内第4位です。
岡山発着の「うずしお」を除く特急列車と各駅停車、快速列車が停車する。岡山方面に出入りする瀬戸大橋線系統の列車は宇多津駅に停車しないため、当駅が高松方の実質的な分岐駅となっている。ただし、当駅から本四備讃線児島駅方面へ直通する線路は、宇多津駅の構内扱いである。
乗車人員は、高知県の県代表駅である高知駅よりも多く、JR四国では第4位である。かつては、路面電車の琴平参宮電鉄や金刀比羅宮へ向かう琴平急行電鉄なども発着していた。
1994年度から2005年まで実施された「坂出駅周辺整備主要プロジェクト」により、駅北口駅前広場、地下駐車場、駅南口、南口駅前広場が整備された。プロジェクト完成を記念したモニュメント「ユニティ」が駅南口ロータリーの南に設置された。
坂出駅周辺整備主要プロジェクト完成記念モニュメント「ユニティ」
濱野年宏の絵画(サン・ピエトロ大聖堂蔵)を立体化した像。地上高16m
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を持ち97年に高架駅になった。1番線が単式、2・3番線が島式となっている。ホームは地上駅の時よりホームの長さを190mと短縮されました。
改札口では係員がラッチに立つ有人改札とICカード専用改札機が設置されています。オープンカウンター式のみどりの窓口があり旅行センターも併設されています。切符売場には券売機は4台と指定席券売機が設置されています。
のりば(北側から)
ホーム 路線 行先 備考
1 ■予讃線 高松方面 大半の列車
2 ■予讃線 高松方面 始発、待避等一部の特急・快速・普通
■予讃線 多度津・観音寺方面 待避等一部の快速・普通
■土讃線直通 多度津・琴平・高知・宿毛方面 待避等一部の特急・快速・普通
3 ■予讃線 多度津・観音寺・松山・宇和島方面 大半の列車
■土讃線直通 多度津・琴平・高知・宿毛方面 大半の列車
■瀬戸大橋線 児島・茶屋町・岡山・大阪・静岡・横浜・東京方面 寝台特急「サンライズ瀬戸」を含む
2番線は上下線共通の待避線及び折返し線として使われるが、稀に3番線で2番線発着特急を待避するパターンもある。
この他、夜間には一部の多度津方面からの高松行き列車が2番線に停車し、3番線発着の岡山方面行きに接続を図っている。
2・3番ホームには立ち食いうどん店「かけはし」があったが、2006年4月20日限りで閉店した。
「サンライズ瀬戸」もしくは「マリンライナー」を介して当駅で東海道・山陽新幹線から松山・高知方面に乗り換える際は、四国側特急に乗り継ぎ割引料金が適用される。また、この両列車から丸亀方面へ乗り継ぐ場合(もしくはその逆)は、当駅で出場しない限り、坂出駅 - 宇多津駅間の運賃は不要である。
ホームの駅名標は地上設置タイプや屋根吊り下げタイプはなく6つある全てが壁面埋め込みタイプとなっています。
1897年(明治30年)2月21日:讃岐鉄道の駅として、高松 - 丸亀間の開通時に開業。
1904年(明治37年)12月1日:山陽鉄道に移管。
1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化され、国有鉄道の駅となる。
1949年(昭和24年)12月27日:坂出港駅への貨物支線が開通。
1984年(昭和59年)2月1日:坂出港駅への貨物支線が休止。
1986年(昭和61年)11月1日:坂出港駅への貨物支線が廃止。車扱貨物・チッキの取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる。
1993年(平成5年)9月21日:高架化工事に伴う仮線移転と同時に、単線のまま残っていた坂出 - 丸亀間が複線化される。
1997年(平成9年)2月26日:高架化。
2012年(平成24年)3月17日:JR西日本のIC乗車カードICOCA(および相互利用可能なSuica・TOICA・SUGOCA・PiTaPa)の供用開始(ICOCA専用の簡易改札機(入場用と出場用)とSMART ICOCA専用のチャージ機、各1台ずつを設置)。利用範囲は、高松駅 - 当駅間(八十場駅 - 香西駅間の各駅を除く)、および両駅からICOCAの岡山・福山エリアとの間のみ(三原駅より西の広島エリアは除く)となっている。
電報略号 サテ
駅構造 高架駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 5,209人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1897年(明治30年)2月21日
備考 みどりの窓口 有