Quantcast
Channel: 観光列車から! 日々利用の乗り物まで
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3251

彦山駅 JR九州)日田彦山線

$
0
0

彦山駅(ひこさんえき)は、福岡県田川郡添田町大字落合にある、九州旅客鉄道(JR九州)日田彦山線の駅。

駅名は『ひこやま』とは読まない。日本三大修験山の一つ、霊峰英彦山の玄関口駅です。


次駅の筑前岩屋駅との間で旧国境を越える(当駅は豊前国、次駅は筑前国)。駅周囲の平地に小さな集落があるだけのひなびた山中の駅です。

駅舎に接して単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。中線(2番線)は折返し列車専用である。


駅舎は英彦山神社をイメージした赤屋根で木造の大きなものです。

駅の開業と同じ1942年(昭和17年)8月に建てられたもので英彦山神宮を模して赤い柱を使用するなど英彦山への入り口駅にふさわしく優雅なつくりであるとの評判が高い。

右端にある離れのトイレまで駅の造りが統一されています。


1980年(昭和55年)の無人化後しばらくこの駅舎はほとんど待合所として使用されるのみであったが1994年(平成6年)にある女性陶芸家がこの駅の旧事務室部分に工房と陶芸のギャラリーおよび喫茶室(翔房舎)を設け以後はこの陶芸家が乗車券の販売を受託していた(簡易委託駅)。

しかしながら2004年(平成16年)7月には乗車券販売の委託は解除され、この駅は再び完全な意味での無人駅となった。

待合室は天井が高く広い。

ホーム間は構内踏切で結ばれています。駅舎南側には大きな観光地では必ずあった団体専用出入り口がこの駅にも残っています。

1番ホームが大きな駅舎の上屋に覆われるのに対し、2・3番ホームは雨ざらしです。2番線は使用していないようです。

観光拠点としては立派に機能しており、駅前にはタクシー会社の営業所、土産物屋、食堂、旅館などが並んでいます。

また、添田町営バスが添田駅からこの駅を経由し、英彦山方面まで走っています。

1942年(昭和17年)8月25日 - 鉄道省が西添田 - 彦山間延伸に伴い田川線の駅として開設。
1945年(昭和20年)11月12日 - 二又トンネル爆発事故で駅本屋中破。


1960年(昭和35年)4月1日 - 区間分離・統合に伴い日田彦山線の所属となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。

電報略号 サン
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1942年(昭和17年)8月25日
備考 無人駅(自動券売機 有)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3251

Trending Articles