南大分駅は、大分県大分市大字荏隈(えのくま)にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である。
かつて、駅周辺は田んぼが広がっていた。現在では、駅の北には団地(城南団地)、南側には大石町などといった住宅地が広がっている。また、駅周辺には福徳学院高等学校をはじめ大分市立南大分中学校、小学校、市立城南中学校、小学校、荏隈小学校など学校が多く学生の利用がとても多い駅です。
駅名標は高瀬石仏をイメージしたイラストの描かれています。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎は木造駅舎です。互いのホームは構内踏切で連絡している。
駅舎にはギフトショップが併設されている。かつてはコンビニエンスストア「生活列車」を併設しており、「人が消えるコンビニ」としてテレビ番組「投稿!特ホウ王国」で紹介されたこともある。コンビニが閉店した後はその部分は空き地になっていたが、区画分けを行った後写真のようにシャディの店舗になっている。以前は大分市内でも珍しいホームから線路を横切って渡る構内通路があり、構内通路をふさぐ長い編成の列車が停車するときや、夜間などで駅員がいない場合は通路が閉鎖され、賀来駅側にあるスロープの通路を渡ることになっていた。2011年になりホーム東側(大分方面寄り)に遮断機付きの渡線路が設けられたため、終日これを介してホームと駅舎を行き来することになった。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅。マルスは無いがPOS端末が設置されている。また、現金専用の自動券売機が設置されている。ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応。
待合室は細長くFRP製の椅子がずらりと並んでいます。
1915年(大正4年)10月30日 - 大湯鉄道の永興駅(りょうごえき)として開業。
1916年(大正5年)11月15日 - 交換設備を増設して停車場化。
1922年(大正11年)12月1日 - 大湯鉄道の国有化により、鉄道省の駅となる。
1925年(大正14年)12月1日 - 南大分駅に改称。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道が継承。
2008年(平成20年)3月15日 - ダイヤ改正により、臨時列車のTORO-Qが停車(以前は通過扱い)。
2009年(平成21年)11月29日 - 車輌老朽化によりTORO-Qが廃止。
2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 ウイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 498人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1915年(大正4年)10月30日
備考 業務委託駅
* 1925年に永興駅から改称。