尾道(JR尾道駅前)~向島(富島)
尾道水道は広島県尾道市にある瀬戸内海の水道です。尾道の中心市街地がある本州と向島を隔てる。尾道海峡と呼ばれることもある。
尾道の中心市街地と向島は幅200~300mの海峡で隔てられていて、そこを行き交う渡船は尾道ならではの風情を醸し出すものです。この海峡は尾道水道と呼ばれて、その沿岸は瀬戸内海航路の主要な港として古くから機能してきました。向島の北側には造船所や住宅地が広がっていて、尾道の生活圏を成しており、この渡船を利用して通勤、通学する人も多くいます。
駅前渡船は3航路の中でも、最も尾道駅に近い乗り場で、JR尾道駅前でR2を挟んで向かい側にある。乗り場付近は公園となっている。渡船乗り場入口にはポールが立てられバイク・車での進入は出来ない。尾道駅からは徒歩約3分。この航路はしまなみ海道サイクリングロード推奨ルートの一つにもなっていて、浮桟橋へ向かう道にサイクリングロードを示す青いラインがひかれています。フェリーが小さいため原付と自転車は積み込み可能ですが、車の積み込みはできません。操舵室が相輪の付いた三重塔のようなデザインになっているのも特徴です。
航路は3航路の中で最長で、乗船時間は約5分。尾道水道から狭い水路に入ります。水路の入り口には福本渡船の乗り場があり、すぐそばを通ります。向島側の乗り場は日立造船の工場真横にある。川沿いには造船所とクレーンが立ち並んでいます。向島の乗り場は屋根付きの浮桟橋にベンチがあり、朝夕の通学通勤客でにぎわう。乗り場前までは車で来ることが出来る、乗り場入口付近は自転車置き場と化していてバイクと車での乗り入れは不可能。
会社:向島運航(株)
運航日 毎日運航
船名:【むかいしまⅠ】
●総トン数:19.00
●主機関馬力:165×1
●航海速力:6.5
●旅客定員:95名
●積載可能車輌数:旅客のみ
●就航年月日:1999年5月1日