敷戸駅(しきどえき)は、大分県大分市大字鴛野(おしの)にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅である。線内の大分県内駅では2位乗降客数の駅。
駅構造
駅舎は国道10号線沿いの余裕のない立地でコンパクトな駅舎です。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスはないがPOS端末が設置されている。
また、利用客の増加に伴い1995年12月から自動券売機が設置されている。ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応。
当初は2018年3月17日に中判田駅 - 滝尾駅間に駅遠隔案内システム「ANSWER」を導入した上で当駅を無人化する予定であったが中判田駅 - 当駅間は「ANSWER」導入は見送られた。
当駅と大分大学前駅に関しては2018年秋までに駅のバリアフリー工事を完了した上で「ANSWER」を導入し、無人駅化される予定となっている。
駅周辺
駅前に駐輪場があります。
駅の出入口は国道10号に面している。周辺は大規模な住宅団地をはじめとして住宅が多い。
当初は団地入口の交差点付近に設けられる予定であったが、送迎の自家用車が国道を塞ぐおそれがあったため、50 m大分寄りに移動した現在地に建設し、あわせて国道に送迎の自動車が数台程度停車できる停車帯を設けた。
2002年に大分大学前駅が開業するまでは大分大学の最寄り駅でもあった。大分大学までは徒歩で20分ほどかかる。当駅と大分大学前駅との距離はおよそ1.4 kmで、大分市内では最も駅間が短い。
開業当初、駅反対側への敷戸団地へは駅の北側にある敷戸団地入口交差点か南側の島田橋へ迂回する必要があったが、利用客の増加に伴い団地内の道路に歩道を設置したうえで、団地から駅側へしきど新橋を架け、その先に跨線橋を設置することにより300 m程度移動距離を短縮した。
敷戸団地
大分銀行古国府支店敷戸団地出張所
大分敷戸団地郵便局
星和台団地
芳河原台団地
敷戸台団地
寒田団地
宮崎台団地
敷戸保育園
大分市立敷戸幼稚園
敷戸ふない幼稚園
大分市立鴛野小学校
大分市立敷戸小学校
大分市立寒田小学校
大分市立稙田東中学校
大分県立大分工業高等学校
国道10号
大分市医師会立アルメイダ病院
西寒田神社
敷戸神社
敷戸石仏
かつて滝尾駅が開業した際、現在の当駅に近い場所に駅を設ける案もあったが、当時滝尾近辺には工場が密集していたため、そちらに駅ができた。当駅は国鉄時代末期に開業した。
大分駅に直通しているためアクセスが良く、当駅の開業により近隣の通勤通学路としての利便性は格段に向上した。当駅は滝尾駅に比べ大幅に利用者が多い。開業当初は無人駅で国鉄OBに名誉駅長を委嘱していたが、その後、臨時に職員が配置されるようになり、さらに正式に有人駅となった。
1987年(昭和62年)
2月22日 - 日本国有鉄道により開設。開業時はホーム長50 mで2両編成の列車に対応していた。同日に牧駅も開業している。
4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
1991年(平成3年)12月25日 - 乗降客増加のためホーム長を91 mに延長し、4両編成対応となる。同時にホーム嵩上げ、および拡幅も行われる。
1995年(平成7年)
2月 - 駅南側に敷戸団地への跨線橋等が完成。
12月1日 - 100 km以内の近距離用自動券売機が設置される。
2011年(平成23年)10月14日 - 券売機上の運賃表示板が落下、乗客が軽傷を負う。
2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
2018年(平成30年)秋 - 駅遠隔案内システム「ANSWER」を導入予定。同時に無人駅化される予定。
敷戸駅
しきど
Shikido
◄大分大学前 (1.4km)(2.7km) 滝尾►
所在地 大分県大分市大字鴛野
北緯33度11分16.81秒
東経131度36分54.43秒
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 豊肥本線
キロ程 140.2km(熊本起点)
電報略号 シキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 1,166人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1987年(昭和62年)2月22日
備考 業務委託駅