地上動力装置
すべてのタイプの航空機用の地上電源ユニット。
主電源から、ディーゼルまたはバッテリーから電力を供給されます。
空港などで見られる航空電源車は、駐機中のエアコン、照明などのサービス用や、メインエンジン始動用の電力を供給するのが目的で配備されている。
これは、航空機(主に旅客機)がエンジンを切ってしまうと搭載される発電機も止まり、電力が得られないためであり、発電機を装備する車両と、地上電源からの電力(陸電)を中継する車両があり、GPU (ground power unit) と呼ばれる。現在の中型機以上にはAPUが装備されており、短時間の折り返しなどでは電源車を不要としている。
カラー図解でわかるジェット旅客機の秘密 改訂版 上空でどうやって自分の位置を知るの? 太平洋の真... 中村 寛治 SBクリエイティブ
GPU(Ground Power Unit)
=地上動力装置
空港施設から駐機中の航空機へ電気や冷暖房を供給する装置で、排気ガスや騒音を大きく低減できます。
小さなエンジンAPUの役割
補助動力装置(ほじょどうりょくそうち、英語: Auxiliary Power Unit; APU)とは、航空機の各部に圧縮空気や油圧、電力を供給するために推進用のエンジンとは別に搭載された小型のエンジンである。APUはジェットエンジンを起動するために必要な圧縮空気の供給、また駐機中における各装置(エアコンなど)への空気圧や電力等の動力の供給、といった用途に用いられる。
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飛行機に乗ると、離陸前や着陸後など地上にいるとき、一瞬機内の照明が落ち、そののちすぐに回復するといった様が見られます。
これは機内の電源供給源が切り替えられるために見られるものです。稼動している飛行機の電力は、おもに主エンジンで発電されています。しかし駐機中など主エンジンを回さない場面などでは「APU(補助動力装置)」という小さなエンジンが発電し、照明など機内設備の電力を賄います。
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