「はましお」型は平成2年度でネームシップが建造された小型測量船です。離島、地方港湾などの測量や、沿岸防災情報図用調査を主任務とする測量船。
船内には、各種、測量・観測装置を搭載している。建造期間が長期に及んでいるので後期建造船は各部が改良されています。
1番船は後方視界確保のため、操舵室を半層高くしていたが、2番船以降は復原性向上のためフラットにされています。
小型測量船は、各海上保安本部海洋情報部(旧 水路部)に配属されている。
船名は、「浜潮」など、「潮」に因んで命名されている。
HS-23 うずしお
竣工:H07.12.20 造船所:横浜ヨット 管区:第五管区 配置:第五管区本部
●総トン数:27t/満載排水量:42t
●主要寸法:全長21.0m×幅4.5m×深さ2.4m
●エンジン:ディーゼル3基3軸(中央軸は観測時の低速航行用出力機) 出力:900PS
●速力:約15kt/観測時:約5kt
●船質:高張力鋼
●航続距離:200浬
●乗員:10名
●航行区域:沿海
●4番船以降は外観はほとんど変わらないが、推進システムを3機3軸(中央軸は観測時の低速航行用低出力機)から2機2軸とし、船底に固定式のサイドスキャン・ソナーを備える改型です。