小歩危駅(こぼけえき)は、徳島県三好市山城町西宇にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅です。駅番号はD26。
小股で歩いても危険という意味の駅名通り、周囲は切り立った崖が続く険しい風景が広がっています。
相対式ホーム2面2線の交換可能の無人駅である。道路や集落などからみるとかなり高い場所にあり、断崖を無理矢理削って作られた木造駅舎の駅です。 他のJR四国の駅同様以前からの駅舎をリフォームして使用しているが、他の駅よりも元の建物の雰囲気を残している。駅は崖上に位置し、国道からは長めの階段で連絡します。
待合室は4方向のうちの3方向に出入口があり黄色い長椅子が設置されています。
ホームは構内踏切で結ばれています。駅舎側の1番線を上下副本線、2番線を上下主本線とした一線スルー構造であり、通過列車は原則として2番線を通行していくが、停車列車は乗降客が構内踏切を渡らずに済むよう、1番線に優先的に停車する。
急カーブがあるため速度制限を受ける。副本線(1番線)から本線へのポイントは制限35km/hとなる。
ホーム 路線 方向 行先
1・2 ■土讃線 下り 土佐山田・後免・高知方面
上り 阿波池田・琴平・徳島方面
崖に張り付くような構内で、両ホームとも極めて狭いです。共にベンチを置く余裕もありません。
1935年(昭和10年)11月28日 - 西宇駅として開業。
1950年(昭和25年)10月1日 - 小歩危駅に駅名を変更。
1970年(昭和45年)10月1日 - 無人駅化。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
電報略号 コケ
ニシ(西宇駅時代)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1935年(昭和10年)11月28日
備考 無人駅