1500形気動車は、四国旅客鉄道(JR四国)が2006年(平成18年)から製作する一般形気動車です。1次から7次まであり4次車は2010年(平成22年)に6両 (1552 - 1557) が製作されました。外部仕様は3次車に準じたものとなっています。
JR移行で旧・日本国有鉄道(国鉄)から承継し地域輸送に使用してきたキハ58系気動車など国鉄形気動車の老朽取替を目的として、JR四国が1000形気動車に引き続き製作した車両である。製造は新潟トランシスが、内外装のデザインは富士重工業系列のタグ・インターナショナル(現・富士テクノサービスTugデザイン事業部)が担当しました。
環境保全を重視した「環境にやさしい車両」として、かつ、バリアフリーに配慮した車両として開発され、2006年から徳島地区を中心として地域輸送に使用されている。
牟岐線桑野以南では、当初はプラットホームが嵩上げされていなかったため運用はなかったが、嵩上げ工事が完了したため2010年3月13日改正にあわせて乗り入れが開始された。阿南 - 桑野では2008年から使用されているが、当初は阿波橘駅のホームが嵩上げされていなかったため、通過していた。2009年3月14日から、阿波橘駅にも停車するようになりました。
両運転台付単行車
営業最高速度 110 km/h
設計最高速度 120 km/h
車両定員 121人
車体長 21,300 mm
車体幅 2,988 mm
車体高 3,976 mm
軌間 1,067 mm
機関出力 450ps(SA6D140HE-2)1基
変速段 液体変速式 変速1段、直結4段
台車 円錐積層ゴム式ボルスタレス台車
S-DT65(動力軸)、S-TR65(付随軸)
制動方式 電気指令式空気ブレーキ
保安装置 ATS-SS
製造メーカー 新潟トランシス
近畿車輛(7次車)