西中島南方駅は、大阪市淀川区西中島一丁目にある大阪市営地下鉄御堂筋線の駅。駅番号はM14。
駅周辺は北に隣接する新大阪駅から市街地が連坦しており、オフィスビル、ホテル、マンションのオフィス街や、居酒屋・風俗店などの歓楽街が入り混じっているため、昼夜人通りが絶えることがない。
幅4.2mの相対式ホーム2面2線を有する高架駅。
軌道およびホームは国道423号(新御堂筋)の双方車線に挟まれる位置にあり、地上を走行する阪急京都本線を高架でまたいでいる(高さ地上約5m)。改札口は駅の南北両端の地上部にある。南口は新御堂筋の高架橋に挟まれた窮屈な立地です。
他の御堂筋線の高架駅は島式ホームなのに対して、当駅は唯一相対式ホームとなっている。これは、当初は他駅と同様に島式ホームにする予定だったが、周辺の区画整理事業の遅れにより、御堂筋線の建設が新御堂筋との同時施工から通常の用地買収方式での御堂筋線のみの単独施工に変更されたため、相対式ホームに設計が変更されたことによる。
トイレは1階改札内に設置されており、多機能トイレを併設している。
当駅は梅田管区駅に所属し、中津駅が管轄している。
のりば
西中島南方駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 M 御堂筋線 梅田・なんば・天王寺・なかもず方面
2 M 御堂筋線 新大阪・江坂・千里中央方面
ホームには待合室が設置されています。
全国で初めて2つの地名を合体させた駅名と言われている。駅名の決定にあたっては、周辺住民から旧自治体名(西成郡西中島町)に由来する広域地名である「西中島」と、西中島町の9大字のひとつで、阪急の駅と同名である「南方」の2つの案が提示されていたが、両案を合体させる形で決着した経緯がある。ただし、阪急の駅は「みなみかた」と清音であるのに対し、当駅は「にしなかじまみなみがた」と濁音である。異なる地名が合体する例は大阪市営地下鉄の駅名ではよく見られ、特に谷町線に多い。
当駅南側にある「西中島南方駅前」交差点の読み方は、「にしなかじまみなみがたえきまえ」ではなく、「か」の濁点がない「にしなかじまみなみかたえきまえ」である。
1964年(昭和39年)9月24日 - 1号線(現在の御堂筋線)の梅田 - 新大阪間開通とともに開業。
1974年(昭和49年)7月22日 - 分区により駅の所在地が東淀川区から淀川区に変更となる。
駅番号 M14
所属事業者 大阪市交通局(大阪市営地下鉄)
所属路線 M 御堂筋線
キロ程 3.6km(江坂起点)
千里中央から9.5km
駅構造 高架駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度- 59,685人/日
-2014年-
開業年月日 1964年(昭和39年)9月24日
乗換 南方駅(阪急京都本線)